主だったインデックスファンドの成績と2020年8月末現在のNISA・iDeCo・特定口座の評価額および損益について簡単にまとめてみました。
・リフレ政策が支える、世界景気の回復 ～検討したい、分散投資の対象拡大～（日興AM）
テクノロジー面での強みなどに支えられ、米国の魅力や株価が大きく低下する可能性は低いとみられます。ただし、リフレ政策の恩恵などを背景に、他の国・地域の株価がより力強く上昇する可能性にも配慮が必要と考えられます。
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| 出典：リフレ政策が支える、世界景気の回復 （日興AM） |
日興アセットマネジメントは米ドル安が世界の金融・財政政策を後押し景気回復を促すと見ているようです。中国のインフラ投資や欧州の経済活動の正常化も世界景気の刺激になるものと思われます。
取りこぼしを少なくするという意味でも、分散投資が改めて見直されるかもしれませんね。
全世界株式、先進国株式、米国株式などインデックスファンドの成績
インデックスファンドの基準価額の推移（チャート）
下のチャートは過去1年間の基準価額の推移（2019年8月末～2020年8月末）です。起点の基準価額を1万円に統一しています。
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| 基準価額の推移（月末ベース） 過去の実績は将来を保証するものではありません |
インデックスファンドの騰落率
下のグラフは月間および年間（過去1年）の騰落率です（2020年8月31日現在）。 |
| 2020年8月31日現在 過去の実績は将来を保証するものではありません |
2020年8月の月間騰落率（前月末比）は『eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）』+7.29％、『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』+7.66％、『eMAXIS Slim 米国株式（S＆P500）』+8.97％、『eMAXIS Slim 国内株式（TOPIX）』+8.17％、『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』+4.51％と好調でした。
積立投資の成績は下の記事を参考にしてください。
・【インデックス投資】 国内株式・先進国株式・新興国株式をつみたてNISAで毎月1万円ずつ積み立てたら今いくら？
・米国新興市場に積立投資『iFreeNEXT NASDAQ100インデックス』楽天・全米株式やeMAXIS Slim 米国株式（S＆P500）と実績比較・評価
NISA・iDeCo・特定口座の損益（合算）
資産配分の円グラフでは全世界株式は地域ごとに、米国株式は先進国株式に分類しています。小数第2位を四捨五入しているので合計が100％にならない場合があります。 |
| 2020年8月31日現在 |
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| 2020年8月31日現在 |
新興国株式は米中対立などの地政学リスクが気になるところですが、株価指数の相関係数の低さから分散投資の一環としても中国株に期待する見方もあるようです。
・対立を深める米国と中国、株式投資における意外な相性の良さ（日興AM）
日本や米国、欧州などの先進国・地域の株価指数の相関係数をみると、概ね0.6～0.8前後の高い値となっており、株価指数の値動きには高い相関性があることがわかります。一方、中国とその他の相関係数は、概ね0.3前後と相対的に低い値となっており、中国株式は米国などの株価指数との相関性が低いことがわかります。
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| 出典：対立を深める米国と中国、 株式投資における意外な相性の良さ（日興AM） |
NISAのしくみや活用法は、金融庁の「NISA特設ウェブサイト」で解説されています。
iDeCoについては、国民年金基金連合会の「イデコ公式サイト」が参考になります。パンフレットもダウンロードできます。
私の場合、つみたてNISAは楽天証券を利用しています。iDeCoはSBI証券に口座を開設しています。
・米国株の優位は続くか？【投信ランキング】SBI・バンガード・S＆P500、オール・カントリー、ひふみプラスほかSBI証券つみたてNISA人気ファンドベスト5の実績比較・評価
つみたてNISAは定番の先進国株式インデックスファンドを中心に、スイッチングが可能なiDeCoは米国株式インデックスファンドを中心に運用しています。
・米国株が急落も追加投資はまだ早い？ iDeCo・つみたてNISAの運用実績とスリム米国株式（S＆P500）・先進国株式・新興国株式の成績
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コロナショック下の株式と債券の比率による値動きの比較は下の記事を参考にしてください。・『楽天・全世界株式』『楽天・インデックス・バランス』『楽天・全世界債券』コロナショック下の株式と債券の比率による値動きの違いを比較・評価
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