

比較の対象は『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』、『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』、『たわらノーロード NYダウ』です。
eMAXIS Slim 先進国株式ほか特徴
『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』は、日本を除く先進国の株式市場を対象にした「MSCIコクサイ・インデックス」(円換算ベース・為替ヘッジなし)に連動する投資成果をめざします。投資信託を保有中の運用管理費用(年率)は税抜0.1090%です。2019年6月25日より税抜0.0999%に引き下げられる予定です。
定番商品で競争が激しいお陰か、先進国株式インデックスファンドのほうが米国株式インデックスファンドより投資対象国が分散されているにもかかわらず、さらに低コストになっています。
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eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 2019年5月末月報より |
『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』は、米国株式市場の時価総額のおよそ8割を占める大型株約500銘柄を対象とした「S&P500指数」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。
運用管理費用(年率)は税抜0.1500%です。
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eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 2019年5月末月報より |
『たわらノーロード NYダウ』は、米国を代表する優良30銘柄を対象とした「ダウ・ジョーンズ工業株価平均(NYダウ)」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。
運用管理費用(年率)は税抜0.2250%です。
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たわらノーロード NYダウ 2019年5月末月報より |
今回、取り上げた投資信託は、原則として為替ヘッジは行いません。信託期間は、すべて無期限です。
eMAXIS Slim 先進国株式ほか運用実績
下のチャートは後発の『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』設定来1年弱(2018年7月3日~2019年6月21日)で基準価額の推移を比べたものです。比較しやすいよう起点の基準価額を1万円に統一しています。
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基準価額の推移 2018年7月3日~2019年6月21日 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
騰落率の比較は下の表の通りです(2019年6月21日現在)。
下落率は直近の調整局面(2018年10月4日~同年12月25日)の数字です。
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2019年6月21日現在 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』の純資産総額は間もなく500億円に達しそうです。同ファンドの運用管理費用は純資産総額に応じて500億円未満の部分は税抜0.0999%、500億円以上の部分は税抜0.0949%、1,000億円以上の部分は税抜0.0899%に下がります。
『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』は2018年7月3日設定で運用開始からもうすぐ1年ですが、順調に純資産総額を伸ばしています。
『たわらノーロード NYダウ』はアップルやマイクロソフトなど米国を代表する30社を投資対象にしたインデックスファンドで、過去1年、過去2年の騰落率では『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』を上回っています。その一方で、分散度合いの低さもあってか純資産総額は伸び悩んでいるようです。
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