

楽天証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)で投資可能なバランスファンドの運用実績について簡単にまとめてみました。
比較の対象は資産配分が原則として固定された『セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド』(株式50%:債券50%)及び『楽天・インデックス・バランス(DC年金)』(株式15%:債券85%)と、投資環境に応じて資産配分を変動させる『三井住友・DC世界バランスファンド(動的配分型)』、『三菱UFJ DCバランス・イノベーション(KAKUSHIN)』、『投資のソムリエ<DC年金>』です。
『楽天・インデックス・バランス(DC年金)』は、楽天証券のiDeCo加入者が掛金の投資配分を期限内に未決定であった場合の指定運用方法になっています。
セゾン・バンガード・GBほか基準価額の推移
下のチャートは最後発の『楽天・インデックス・バランス(DC年金)』設定来1年1ヵ月弱(2018年5月25日~2019年6月21日)で基準価額の推移を比べたものです。比較しやすいよう起点の基準価額を1万円に統一しています。
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基準価額の推移 2018年5月25日~2019年6月21日 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
『セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド』以外の4つのバランスファンドは、為替変動リスクを軽減するため外国債券などに部分的に為替ヘッジを行っています。
セゾン・バンガード・GBほか騰落率
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2019年6月21日現在 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
『セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド』は投資環境にかかわらず株式が資産配分の半分を占めるので良くも悪くも値動きが大きめです。
下の図表は、iDeCoと同じく積立投資を前提とした、つみたてNISAの資料から引用したものです。
定額の積立投資の場合、基準価額が下がっているときは、より多くの口数を購入できるチャンスでもあります。
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出典:金融庁「つみたてNISA早わかりガイドブック」 4ページより https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/assets/pdf/tsumitate_guidebook.pdf |
『楽天・インデックス・バランス(DC年金)』も資産配分は固定型ですが、株式の比率は15%ほどなので比較的堅調な値動きで安定感がありますね。
設定から日が浅く純資産総額がまだ小さいのは気になるものの、資産配分変動型(動的配分型)の投信より低コストなのは長期投資では大きなメリットですよね。
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