※ 記事を更新しました(2019年7月18日)。
米国株式(S&P500)、米国リート(不動産投資信託証券)、米ドル建てハイイールド債、それぞれを対象にしたインデックスファンドの特徴や運用実績を比較してみました。
比較の対象は『iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド』、『SMT 米国REITインデックス・オープン』、『iシェアーズ ハイイールド債券インデックス』です。
米国株式(S&P500)ほか特徴
『iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド』は、米国株式市場の時価総額のおよそ8割を占める大型株約500銘柄を対象とした「S&P500指数」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド 組入上位10業種 2019年6月末月報より |
『SMT 米国REITインデックス・オープン』は、米国の不動産投資信託証券市場を対象とした「S&P米国REIT指数」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。
SMT 米国REITインデックス・オープン 用途別組入状況 2019年6月末月報より |
『iシェアーズ ハイイールド債券インデックス』は、米ドル建てハイイールド債市場を対象とした「iBoxx 米ドル建てリキッド・ハイイールド・キャップト指数」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。
iシェアーズ ハイイールド債券インデックス 業種別組入比率 2019年6月末月報より |
今回、取り上げた投資信託は原則として為替ヘッジを行いません。信託期間は無期限です。
米国株式(S&P500)ほか運用実績
後発の『SMT 米国REITインデックス・オープン』の設定された2015年10月の月末から2019年6月末までの基準価額の推移(月末ベース)は下記のチャートの通りです。比較しやすいよう起点の基準価額を1万円に統一しています。直近の基準価額は反発しているものの、経済指標はさえない状態が続いています。
基準価額の推移 2015年10月末~2019年6月末 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
騰落率の比較は下の表の通りです(2019年7月17日現在)。
2019年7月17日現在 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
まとめ
逆イールドの発生などにより景気や株価の先行きが懸念されています。長期金利の低下により相対的に利回りの高いリートやハイイールド債が注目を集めていますが、今から買うのはちょっと怖い気もしてしまいます。
リートやハイイールド債は、市場規模が限られているため投資資金の流出入の影響が大きいです。景気後退局面では株式と同等かそれ以上に値下りすることも考えられます。
無理に投資先を広げるよりは預貯金等の安全資産をしっかり確保してチャンスを待つのも一案でしょうか。
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