SBI証券の個人型確定拠出年金（iDeCo）でプラン変更した際のスケジュールについて簡単にまとめてみました。
プラン変更中も掛け金は拠出される？ 一旦現金化される旧プランの資産の運用空白期間や移換金の入金日は？
またセレクトプランの運用商品のうち主だったインデックスファンドの運用実績についても確認してみました。
プラン変更のスケジュール
プラン変更届が毎月1～5日までにSBI証券に受領された場合は、翌月中旬にIDと初期パスワードが発行され、翌月26日より引き落とされる掛金から新プランで運用できます。毎月6日～月末に受領された場合は翌々月になります。
私の場合、IDと初期パスワードの発行が少しだけ遅れて（翌月中旬→翌月下旬）、以下のようなスケジュールでした。
12月1～5日にプラン変更届をSBI証券が受領
※ 受領の連絡は来ません
↓
12月下旬の引き落とし分までは旧プランで運用
（投信等の購入は翌月中旬）
↓
1月下旬ごろ新プランのIDと初期パスワードが届く
（掛金の配分設定をします）
↓
1月下旬の引き落とし分から新プランに
（投信等の購入は翌月の2月中旬）
↓
2月7日に旧プランの商品が売却され（外国株式のため2月8日約定）、一旦現金化
※ 旧プランのWEBサイト「取引履歴等」で確認できたのは2月中旬ごろ
↓
3月1日に新プランへ移換金が入金予定
（前日までに移換金の配分設定をしておきます）
↓
翌営業日の3月4日に移換金で購入手続きが開始される予定
（3月2、3日は土日に当たるため）
プラン変更中も掛け金は拠出されます。ただし、プラン変更にともなって旧プランの資産は一旦すべて現金化されます。
現金化された旧プランの資産の運用空白期間は1ヵ月弱くらいのようです。
その間の相場の変動が気になるのであれば、投資資金に余裕があるなら特定口座等で同額を別途運用するのも一案かもしれませんね。
詳細については、SBI証券（0120-581-214 平日8時～18時※）またSBIベネフィット・システムズ（0120-652-401 平日10時～18時）にお尋ねください。
※ 新規加入の問い合わせのみ土曜日（祝日を除く）も受付
参考記事
・【SBI証券iDeCo】セレクトプラン変更後の初期設定の方法ほか主なインデックスファンドの運用実績
下のグラフは、最後発の『eMAXIS Slim 米国株式（S＆P500）』設定来（2018年7月3日～2019年2月19日）で基準価額の推移を比べたものです。比較しやすいよう起点の基準価額を1万円に統一しています。
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| 基準価額の推移 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
騰落率の比較は下の表の通りです（2019年2月19日現在）。
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| 2019年2月19日現在 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
まだ比較できる期間が短いことに留意してください。世界経済の減速懸念から株式市場は調整を余儀なくされていましたが、直近は反発して小康状態になっています。
過去に好調な資産ほど割高になっていたり、不調な資産のほうがむしろ割安だったりすることもあります。堅実な運用をめざすなら、分散されたバランスファンドも選択肢の一つかもしれませんね。
経済指標がさえないのに株価の回復が急すぎて危うい印象もあり、旧プランからの移換金をどうするか悩んでいます（苦笑）。国内債券や定期預金で様子見したい気持ちもあります。
参考記事
・SBI証券iDeCoセレクトプラン「全世界株式」比較 SBI・全世界株式、eMAXIS Slim 全世界株式（除く日本）、EXE-i グローバル中小型株式、セゾン資産形成の達人・SBI証券iDeCoセレクトプラン「米国株式」比較 eMAXIS Slim 米国株式（S＆P500）、iFree NYダウ、アクティブ（おおぶね）
・SBI証券iDeCoセレクトプラン「バランスファンド」比較 eMAXIS Slim バランス（8資産均等型）、iFree 年金バランス、SBIグローバル・バランス、セゾン・バンガード・グローバルバランス
こぼれ話
iDeCoには、毎年の所得税や住民税が軽減されるメリットもあります。上記のバナーのリンク先から資料を取り寄せることができます。
・eMAXIS Slimにも投資可能！SBI証券の個人型確定拠出年金（iDeCo）に新プラン登場 商品ラインナップと主な商品の実績は？
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