個人型確定拠出年金の商品数上限も35本に 65本あるSBI証券は削減が必須 残してほしい商品は?

2017年5月12日金曜日

iDeCo

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iDeCoにも商品数の上限が

ニュースによると確定拠出年金の運用に関する専門委員会での議論の結果、企業型確定拠出年金だけでなく個人型確定拠出年金(iDeCo)でも運用商品数に35本という上限が設定される見込みになったようです。

上限を超えていた場合は、確定拠出年金改正法が施行される2018年6月から5年以内に減らすことが求められます。

手数料の安さだけでなく多様な商品ラインナップも売りだったSBI証券は削減を余儀なくされますね。まあ、さすがにSBI証券のiDeCoの65本(生命保険と定期預金が2本ずつ、投資信託が61本)は多すぎですね(苦笑)。

信託報酬の水準だけでなく運用成績や除外後の運用商品全体の構成、手数料、該当商品の利用者(指図者)数も考慮して削除する対象が決定されるそうです。

同じ資産に投資する商品で残してほしいものも

SBI証券のiDeCoは、たとえば先進国株式を対象にした投資信託だと、アクティブ2本、パッシブ4本(うち1本は為替ヘッジつき)という重複した構成になっています。

数を減らすなら望ましい構成はアクティブ1本、パッシブ2本(為替ヘッジありとなし)でしょうけれど、アクティブファンド同士でそれぞれに持ち味がある場合、選ぶのが大変そうですね。

パッシブファンドでも信託報酬の安さなら「DCニッセイ外国株式インデックス」ですが、「EXE-i 先進国株式ファンド」も特徴があって残してほしいんですよね。「EXE-i 先進国株式ファンド」は3つのETFを通じて大型株だけでなく実は中小型株もカバーしていたりするので。

国内株式に投資するアクティブファンドの場合も、人気の「ひふみ年金」だけでなく、より好成績な「SBI中小型割安成長株ファンドジェイリバイブ<DC年金>」も一緒に残してほしいです。

SBI証券のiDeCoの人気商品

ちなみに確実に残りそうな人気商品は下記の10本です。対前月比で掛金増加額が上位の商品になります。

伝統4資産(内外の株式と債券)とバランスファンドがちゃんとそろってますね。これで十分とも言えますが、残念ながら私が残してほしい2本はランク外のようです。

1位 【海外株式】DCニッセイ外国株式インデックス
2位 【内外株式】ひふみ年金
3位 【内外資産複合】iFree 8資産バランス
4位 【海外株式】EXE-i 新興国株式ファンド
5位 【海外株式】iFree NYダウ・インデックス
6位 【国内株式】三井住友・DC日本株式インデックスファンドS
7位 【国内株式】DCニッセイ日経225インデックスファンドA
8位 【海外債券】三井住友・DC外国債券インデックスファンド
9位 【国内債券】三菱UFJ国内債券インデックスファンド(確定拠出年金)
10位 【内外資産複合】DCインデックスバランス(株式60)

こぼれ話
ちなみにSBI証券のiDeCoの投資信託の品ぞろえは下の表の通りです。61本もあるので縦に長いです。

SBI証券のiDeCoの投資信託の品ぞろえ




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