バランスファンドの成績を比較します |
共和党のドナルド・トランプ氏がアメリカの次期大統領に選ばれた結果、アメリカの長期金利が上昇し債券は下落、日米は株高、新興国からは資金が流出しました。
世界経済の中心であるアメリカの大統領選の影響はやはり大きかったようです。
世界中の資産に投資するバランスファンドの成績がどうなったのか確認してみました。
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バランスファンド資産配分
比較するのは、「eMAXIS バランス(8資産均等型)」(株式37.5%債券37.5%REIT25%)
「世界経済インデックスファンド」(株式50%債券50%)
「世界経済インデックスファンド(株式シフト型)」(株式75%債券25%)
「SMT インデックスバランス・オープン」(株式40%債券40%REIT20%)
「SBI資産設計オープン(資産成長型)愛称:スゴ6」(株式40%債券40%REIT20%)
以上の5つの投資信託です。
より詳しい資産配分は下の表をご覧ください。
バランスファンド成績
上の表はバランスファンドそれぞれの過去の基準価額の騰落率をまとめたものです(2016年11月23日現在)。
ここ半年くらいは株式の割合が高めな「世界経済インデックスファンド(株式シフト型)」の成績が良好のようです。
過去1年の成績はいずれのバランスファンドもマイナス(赤字)です。
過去3年の成績では、新興国経済の低迷を反映してか新興国資産を含まず日本と日本を除く先進国に投資する「SBI資産設計オープン(資産成長型)愛称:スゴ6」が一番優秀だったようです。
まとめ
投資先の分散されたバランスファンドでも資産配分により成績が結構違うように見えます。もっとも、どの資産が好調なのかは時期によって波があります。日本株式への資産配分が多めの「SBI資産設計オープン(資産成長型)愛称:スゴ6」は過去3年の成績では好調でしたが、少子高齢化で国内市場が縮小していくことを考えると長い目で見た場合、逆に不利かもしれません。
新興国資産を多めに含みREITを含まない「 世界経済インデックスファンド」、「世界経済インデックスファンド(株式シフト型)」は、過去1カ月、3カ月、6カ月の成績では「eMAXIS バランス(8資産均等型)」を上回っています。
過去1年、過去3年の成績では「eMAXIS バランス(8資産均等型)」に逆に劣後しています。
均等配分でいくのか、新興国にロマンを求めるのかは人それぞれの好み次第でしょうが、過去の実績が将来の成績を保証してくれるわけではないという点は忘れてはならないですよね。
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