米国株・全世界株・8資産均等型の積立投資(月33,333円)の評価額
つみたてNISA開始から4年7ヵ月の積立の成果は(2022年7月末時点)
長期・積立・分散投資を支援する少額投資非課税制度であるつみたてNISA(金融庁)がスタートした2018年1月から毎月1日を積立日に設定しています(注文が成立する約定日は翌営業日)。1日が休日の場合は後ずれします。下のチャートは毎月33,333円ずつ積み立てた場合の累計投資額(元本)と評価額の推移を示しています(2018年1月5日~2022年7月29日)。
各年月の累計投資額と評価額は約定日の数字ですが、最新月のみ2022年7月29日時点の数字です。
各年月の累計投資額と評価額の詳細は下の表の通りです。
つみたてNISAの始まった2018年1月から4年7ヵ月弱の積立投資(毎月33,333円)の評価額は、2022年7月29日現在、183万円強(1,833,315円)の投資額に対して以下の通りです。
『楽天・全米株式インデックス・ファンド』
2,814,820円(+981,505円/+53.54%)
『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』
2,567,390円(+734,075円/+40.04%)
『eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)』
2,186,929円(+353,614円/+19.29%)
つみたてNISAでは2042年まで毎年40万円×20年間の非課税投資枠が設定されます。
100万円の利益が出たら20万円強(203,150円)の税金が通常かかりますが、それが非課税になるのは大きいですよね。
・資産「2000万円」づくり 手堅い投信の長期積み立て(NIKKEI STYLE)
国内株式・先進国株式・新興国株式の積立投資の成績は下の記事を参考にしてください。
・【インデックス投資】 国内株式・先進国株式・新興国株式をつみたてNISAで毎月1万円ずつ積み立てたら今いくら?
3つの分散(時間分散・地域分散・資産分散)
日本経済新聞も、つみたてNISA対象ファンドの成績上位と下位(2022年6月末時点)をまとめています。・つみたてNISA対象、バランス型投信で含み損も 投信ランキング(日本経済新聞)
10年、20年という長いスパンで積み立て投資に取り組む人にとっては、短期的な調整局面は投資信託を安く買えるチャンスでもある。将来の相場回復で成果につなげるには、自分に合った投信を選び、地道にコツコツ買い続けることが重要になる。
米国などの金融政策の正常化で債券価格が下落していて、直近は債券重視型のバランスファンドが苦戦しているようです。ただ、将来的にはインカムゲイン(利子収入)の改善が見込まれます。
過去、好調だったファンドが将来も好調であり続けるかはわからないので、長期で堅実に運用するなら積立による時間分散に加えて地域分散や資産分散も考慮したいところでしょうか。
投資信託クリニックのカン・チュンドさんがやさしく解説されています。
・米国株式(S&P500)にする?それとも全世界株式にする?という設問自体ちょっと変です(投資信託クリニック)
全世界株式を持つ『メリット』とは?
・米国株式のプレゼンスが下がり、将来的にインド、中国、東南アジア等の株価上昇が(米国を)上回った場合も、
・米国株式のプレゼンスが今と同程度、あるいは上昇した場合でも、
それら『変化』を自然に取り込めることです。
非課税口座では期待リターンの高い株式に投資して、債券は特定口座で投資するという考え方もあるので、ポートフォリオ全体でバランスを考えたいです。
・株は何割?初心者でもできる「資産配分」計算式:ポートフォリオの作り方(楽天証券トウシル)
・子どもが生まれて「貯める」だけでいいの? 投資? 必要なのは「リスク」の理解(たまひよ)
シンプルに行くならリスク資産は世界株、安全資産は預貯金と個人向け国債という振り分け方も一案でしょうか。
今週の値動きと過去35年弱の全世界株などの年率平均リターン
今週のインデックスファンド等の値動き
・2022年7月FOMCレビュー~2会合連続で0.75%の利上げを決定(三井住友DSアセットマネジメント)
大方の予想通り0.75%の利上げを決定、声明では引き続きインフレ抑制の積極姿勢が示された。
パウエル議長は今後の利上げについてデータ次第としながらも利上げペースを緩める可能性を示唆。
株価はパウエル発言を好感、ただ実施の利上げペースは次回会合までの雇用や物価動向次第に。
・米実質GDPは、2四半期連続でマイナス成長に(PDF/アセットマネジメントOne)
2022年4-6月期の実質GDP成長率(速報値)は、前期比年率▲0.9%のマイナスの伸びに。マイナス成長は2四半期連続で、米経済はテクニカルリセッション入り
純輸出がプラス寄与となる一方、民間在庫投資のマイナス寄与が成長率を大きく押し下げ
足元の労働市場等は堅調さを維持しており、過去の景気後退局面とは異なる点に留意
米国の株価は上昇する一方、為替相場は一時1ドル=132円台をつけるなど円高傾向になっています。市場の風向きの変化を予測するのは本当に難しいですね。
・初心者向け!ストレスフリーで貯めながら増やす「長期積立投資」(楽天証券トウシル)
米国を中心に世界株式は2022年前半に約2割下落しました。7月に入り底打ちの兆候もみられますが、インフレ動向、金融引き締め、景気後退不安などを巡る不透明感はいまだ払拭(ふっしょく)されておらず、当面も株式市場の変動については予断を許しません。
一方、株価が下落した場面で着実に「押し目買い」や「積み増し買い」を自動的に実践できる積立投資を実践するにあたっては、市場の変動に対し「ストレス」を感じる必要はありません。
株式市場が下がっていれば、「安く買い増すことができる」くらいに思える冷静な姿勢が肝要となります。
楽天証券トウシルの記事によれば、2000年1月から2022年6月まで毎月3万円を世界株式(MSCI World 日本を含む先進国の株式が対象※)に積立投資をすると、累計投資額810万円(3万円×270回)に対し6月時点での評価額は3.1倍弱の約2,474万円に達したそうです。
※先進国株式(MSCI World)と新興国株式(MSCI Emerging Markets)を足したのが全世界株式(MSCI ACWI)。先進国と新興国の比率はおよそ9:1。
過去35年弱の世界株などの年率平均リターン
「MSCI ACWI Index (JPY)」(PDF)の2022年6月30日時点のデータによれば、全世界株式(MSCI ACWI)・先進国株式(MSCI World)・新興国株式(MSCI Emerging Markets)のリターン(税引前配当再投資)は下記の通りです。1987年12月31日から2022年6月30日までの35年弱の年率平均リターンは全世界株式(MSCI ACWI)8.10%・先進国株式(MSCI World)8.22%・新興国株式(MSCI Emerging Markets)10.08%となっています。
楽天・全世界株式/楽天・全米株式 設定来のチャート
『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』と『楽天・全米株式インデックス・ファンド』設定来の基準価額の推移(2017年9月29日~2022年7月29日)は下記の通りです。・【毎週更新】『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(3地域均等型)(除く日本)、8資産均等型バランス等と比較・評価
・【毎週更新】『楽天・全米株式インデックス・ファンド』楽天・米国高配当株式、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、iFree NYダウ、iFreeNEXT NASDAQ100/FANG+、SMT 米国株配当貴族と比較・評価
ふるさと納税
ふるさと納税制度
総務省の「よくわかる!ふるさと納税」によれば、ふるさと納税制度は「生まれ育ったふるさとに貢献できる制度」、「自分の意思で応援したい自治体を選ぶことができる制度」として創設されたそうです。都道府県、市区町村への「寄附」であり、原則として自己負担額の2,000円を除いた全額が所得税や住民税の控除の対象になります。寄附金は地域の取り組みに活用され(活用事例)、多くの自治体が寄附のお礼として地域の名産品などを送っています。
楽天市場で人気のふるさと納税
大阪府 八尾市SHARP 空気清浄機
大阪府 大東市
象印 空気清浄機
三重県 多気町
シャープ製 不織布マスク ふつうサイズ 30枚入
ふるさと納税を活用すれば「10,000円の寄附をして、8,000円の控除」というように実質2,000円の負担で地域に貢献でき、お礼の品を受け取ることができます。
ふるさと納税で控除(還付)される金額の上限は年収や家族構成によって異なります。総務省のWEBサイトでは、給与収入と家族構成、寄附金額を入力して、寄附金控除額を試算するエクセルのシートも用意されています。
・全額控除されるふるさと納税額(年間上限)の目安(総務省)
制度の詳細は総務省の「よくわかる!ふるさと納税」等で確認をお願いします。
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