iDeCo(個人型確定拠出年金)とつみたてNISAの評価額および損益を簡単にまとめてみました。
また保有している『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』・『同 先進国株式インデックス』・『同 新興国株式インデックス』の運用実績を全世界株式インデックスファンドやバランスファンド(8資産均等型)も交えて確認しています。
最後の段落でバンガードの説く下落期の心得について紹介しています。
iDeCo・つみたてNISAの評価額と損益
前週末比は米国株式インデックスファンド-1.59%、先進国株式インデックスファンド-1.51%、新興国株式インデックスファンド-3.55%です(参照「逆境下で投資する意味はあるか? 大事なのは現時点の株価ではなく」)。
その結果、前週末比の評価額はiDeCoが-52,356円、つみたてNISAは-38,742円でした。
株式市場は価格変動の度合いの高い状態が続いていますが、株価の調整が進んだことで材料次第で反発も期待できるのでは、という見方もあるようです。
・日米株式市場は割高感が後退、割安感も(PDF/アセットマネジメントOne)
当面、市場の変動性拡大が続く可能性も、米国株は昨年までの割高感が後退しつつあるほか、日本株は過去と比較して割安感がうかがえる水準に。材料次第で、日米株式市場は上昇しやすい状態か。
株価の下落に怖くなって慌ててリスク資産を減らすと、反発局面を逃して悔しい思いをすることだってあるかもしれないですね。
米国株・先進国株・全世界株等の実績(チャートと騰落率)
下のチャートは過去3年の基準価額の推移(2019年3月12日~2022年3月11日)です。起点の基準価額を1万円に統一しています。
各投信の騰落率は下の表の通りです(2022年3月11日現在)。
インデックス投資で急落時にポートフォリオの変更を避けるべき理由
世界最大級の資産運用会社バンガードはマーケットの急落時に売却を実行する前に考えてほしいことを3つ挙げています(「ポートフォリオを変更して現金化を急がないほうが良い理由」より)。1.市場が下落しているときに、ポートフォリオを変更して資産を売却すれば、損失が「確定」します。
2.再び市場に参入するタイミングを決める必要があります。
3.市場の最も良い時期を見逃すことで、投資目標の達成が難しくなる可能性があります。
バンガードによれば、2000年~2019年まで20年間、株式(S&P500指数)に10万ドルを投資して運用を続けていれば32万ドルになったそうです(年平均リターンは6%強)。
ただし、途中で運用を中断してパフォーマンスが最高だった25日間を逃していた場合には元本割れ(10万ドル → 9万1,000ドル)もあり得たようです。
S&P500指数の過去40年の日次リターンでベスト20の取引日のうち13日は年間リターンがマイナスの年に出現したそうです。
またワースト20の取引日のうち9日は年間リターンがプラスの年に出現したそうです(バンガード「市場の下落期に避けるべき3つの過ち」より)。
ランダムに動く株価の先読みは大変困難で、不安にかられてマーケットから退出してしまうと大きなプラスを取り逃してしまう可能性もあるということですね。
やはり取りこぼしを避けるためには自身のリスク許容度に気をつけながらマーケットに長期で居続けることが必要なのでしょうね。
・思わず売りたくなる!耐え方は? ほったらかし投資家に聞く(ベネッセ)
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