コロナ後もハイテク株の強い米国が優勢か?景気敏感株の多い日欧が巻き返すか?/ iDeCo・つみたてNISAの評価額と米国株(S&P500)、先進国株、オール・カントリーなどの実績

2021年9月19日日曜日

iDeCo・つみたてNISA運用実績

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iDeCo(個人型確定拠出年金)とつみたてNISAの評価額および損益を確認しています。

また保有している『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』・『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』・『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』の運用実績を国内株式および全世界株式インデックスファンド、バランスファンド(8資産均等型)も交えて確認しています。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

8資産均等型

最後の段落で、アフターコロナの投資戦略に関するレポートを紹介しています。


iDeCo・つみたてNISAの評価額と損益

iDeCo・つみたてNISAの成績

【確定拠出年金(iDeCo)専用】SBI証券 

前週末比は米国株式インデックスファンド-0.38%、先進国株式インデックスファンド-0.51%、新興国株式インデックスファンド-1.82%でした(参照「中国不動産大手の破綻は世界に波及するか」)。

その結果、前週末比の評価額iDeCo-12,766円つみたてNISA-13,460円でした。


米国株式・先進国株式・全世界株式等の実績(チャートと騰落率)

下のチャートは過去2年間の基準価額の推移(2019年9月18日~2021年9月17日)を比べたものです。

起点の基準価額を1万円に統一しています。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、eMAXIS Slim 先進国株式インデックス、eMAXIS Slim 新興国株式インデックス、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の基準価額の推移(チャート)

各投信の騰落率は下の表の通りです(2021年9月17日現在)。

コロナ・ショック時の下落率は2020年2月の天井から同年3月の底までの数字(※)です。※2020年2月21日(国内株式は同6日、新興国株式は同20日)~同年3月24日(国内株式は~同16日、バランスは~同19日)

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、eMAXIS Slim 先進国株式インデックス、eMAXIS Slim 新興国株式インデックス、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の騰落率



コロナ後も米国が優勢か?日欧が巻き返すか?

ストラテジストの眼 Vol.142 改めて考える米国株式「テクノロジー株の魅力」(PDF/岡三AM)

2000年以降の米国株式は日欧株式を上回るリターンを上げてきました。将来の投資戦略としてここで考えておきたいのが、秋以降にデルタ株の感染が収束に向かい、先進国でコロナと経済活動の共存が進む過程で、テクノロジー株と景気敏感株のどちらが市場を牽引するかという議論です。コロナ後の世界でも中⻑期的にテクノロジー株が株式市場を牽引し、その結果、米国株式がその他先進国よりも優位な展開が継続すると予想しています。

日米欧の主要株価指数、日米欧株式市場の各指標、日米欧株式市場のセクター別構成

岡三アセットマネジメントはアフターコロナでもテクノロジーセクターの比率の高い米国株がその他先進国をアウトパフォームすると考えているようです。

もっとも米国株の過熱感や割高感から米国以外の地域の巻き返しに期待する見方もありますし(景気敏感セクターが盛り返す?)、将来の予測はとても難しいですよね。

日本株の出遅れ修正が始まろう~懸念後退で業績改善や割安感が注目される展開へ~(PDF/大和AM)

日米欧予想EPSの推移、日米欧予想PERの推移

EPSとは1株当り純利益のことです。PERとは株価収益率のことで、株価が1株当たり純利益の何倍まで買われているかを示します。

コロナ禍の出口が見え始めたユーロ圏経済――それでも続く緩和的な金融政策(PDF/アセットマネジメントOne)

■ユーロ圏経済は回復傾向を示しており、実質GDPの水準は、2021年末にもコロナ禍前の水準に回復する見通しです。

■足元の物価は大きく上昇していますが、エネルギー価格、税制変更などの一時的な要因による影響が大きいと考えられ、2022年には低下が見込まれます。

■ECBの2%のインフレ目標の達成は容易でなく、緩和的な金融政策は長期化する見通しです。

ユーロ圏の実質GDPの水準と見通し

アフターコロナも米国の優位が続くのか、それとも日欧が巻き返すのか。どちらに転んでもいいように備えておくという意味では、やはり国際分散投資も手堅い選択肢かもしれませんね。


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