iDeCo(個人型確定拠出年金)とつみたてNISAの評価額および損益を簡単にまとめてみました。
また保有している『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』・『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』・『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』の運用実績を全世界株式インデックスファンドやバランスファンド(8資産均等型)も交えて確認しています。
最後の段落で、世界最大級の資産運用会社バンガードの投資入門「なぜコストが重要か」を紹介しています。
iDeCo・つみたてNISAの評価額と損益
前週末比は米国株式インデックスファンド+2.02%、先進国株式インデックスファンド+1.99%、新興国株式インデックスファンド+2.75%でした(参照「業績改善で株価の割高感が和らぐ」)。
その結果、前週末比の評価額はiDeCoが+59,087円、つみたてNISAは+38,797円でした。
・ポイント投資(楽天、T、V、Ponta、d)紹介/オール・カントリー、先進国株式、米国株式(S&P500)等の成績と2021年5月末NISA・iDeCo・特定口座の評価額
米国株式・先進国株式・全世界株式等の実績(チャートと騰落率)
下のチャートは過去2年間の基準価額の推移(2019年5月29日~2021年5月28日)を比べたものです。起点の基準価額を1万円に統一しています。
各投信の騰落率は下の表の通りです(2021年5月28日現在)。
コロナ・ショック時の調整局面の下落率は2020年2月の天井から同年3月の底までの数字(※)です。※2020年2月21日(新興国株式は同20日)~同年3月24日(バランスは~同19日)
・反発傾向が強まる中国株~1-3月の下落要因が解消し、海外からの資金流入も加速~(PDF/大和AM)
不調だった中国株が4月以降は反発に転じているそうです。
景気拡大が評価されたこと、インターネット関連企業の規制が行われているものの革新的な産業・企業の育成も重視していること、米中対立の激化に一定の歯止めが見られることなどが理由のようです。
新興国株式の巻き返しに期待したいですね。
長期投資でコストが重要とされる理由
投資の将来のリターンやリスクを正確に予測することは困難です。市場が期待通りに動くとは限らない中、唯一コントロールできるのは「コスト」であり、特に長期投資ではその影響は軽視できないと言われていますよね。
下のグラフはコスト(手数料と費用)の異なる3つのファンドに100万円を20年間投資した結果を示しています(年8%のリターンを想定)。
ファンドA
購入時手数料なし 信託報酬0.8%
ファンドB
購入時手数料なし 信託報酬1.5%
ファンドC
購入時手数料3.0% 信託報酬2.0%
100万円を年8%の利回りで20年間投資した成果はファンドAが400万円弱、ファンドBが350万円弱、ファンドCが300万円強となっています。
コストの1番低いファンドAとコストの1番高いファンドCは、およそ90万円強の差がついていますね。
コストが高いと投資の収益がそれだけ確実に目減りしますので、やはりコストの低さはファンド選びの重要なポイントの一つですよね。
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