『楽天・全米株式インデックス・ファンド』や『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』、『ひふみプラス』など人気ファンドについて、過去1年間の基準価額の推移と月間および年間(過去1年)の騰落率を簡単にまとめてみました。
新型コロナウイルス流行拡大によるマーケットの動揺が続く中、2020年3月末現在の各ファンドの運用実績は?
過去1年の基準価額の推移と月間および年間騰落率
楽天・全米株式/全世界株式ほか基準価額の推移(チャート)
下のチャートは過去1年間の基準価額の推移(2019年3月末~2020年3月末)です。起点の基準価額を1万円に統一しています。
基準価額の推移(月末ベース) 過去の実績は将来を保証するものではありません |
楽天・全米株式/全世界株式ほか基準価額の騰落率
下のグラフは月間および年間(過去1年)の騰落率です(2020年3月31日現在)。2020年3月31日現在 過去の実績は将来を保証するものではありません |
2020年3月の月間騰落率(前月末比)は『楽天・全米株式インデックス・ファンド』-13.75%、『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』-14.74%、『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』-15.04%、『ひふみプラス』-2.40%、『eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)』-12.27%とすべてマイナスでした。
『ひふみプラス』(『ひふみ投信』)を運用しているレオス・キャピタルワークスは現金比率を高めて投資機会をうかがっているようです。
・レオスの「現金」が向かう先(日本経済新聞)
金融市場が混乱する中、REIT(不動産投資信託証券)も大幅に値下がりし、REITを含む『eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)』の基準価額も大きく下がっています。
長期・積立・分散投資なら下落時こそチャンス?
新型コロナウイルスの流行拡大に原油価格の急落も重なり、3月の金融市場は荒れ模様でした。・新型コロナウイルス感染拡大を受けた各資産の値動き(日興AM)
・株価は底を打ったのか?(ピクテ投信)
中央銀行の金融緩和策や各国の景気支援策はプラス材料ですが、米欧を中心に感染拡大が続いており、また企業業績の下方修正リスクが大きいことなどから、株価が底を打ったと判断するには早すぎるかもしれませんね。
マーケットの不透明感が強い一方で、投資家にとっては魅力的な投資機会だと捉える向きもあるようです。
・SBIや楽天、投信の積立額が増加 株価下落で個人が開始(日本経済新聞)
・危機乗り越える世界株投資 夫婦で4000万円目指す(日本経済新聞)
世界最大級の運用会社バンガードは、市場を長期的視点で見ると「世界的な強気相場によるリターンは弱気相場の損失を補って余りある」と述べています(バンガード「終わりのない弱気相場はない」より)。
出典:バンガード「終わりのない弱気相場はない」 |
長期・積立・分散投資を実践するなら、基準価額が下がっているときこそ口数を増やすチャンスですよね。
預貯金等の安全資産の備えも忘れないようにしながら、コツコツと積立を継続していければと思います。
上昇局面など一括投資のほうが有利な場合もあります 出典:積立投資を学ぶ(大和投資信託) |
・積立投資を学ぶ(大和投資信託)
・波乱相場こそ 長期積み立て投資が強みを発揮(NIKKEI STYLE)
2020年3月末のNISA・iDeCo・特定口座の損益は下の記事を参考にしてください。
・コロナ株安で110万弱のマイナス 全世界株式、先進国株式、米国株式(S&P500)等の騰落率と2020年3月末現在のNISA・iDeCo・特定口座の損益 リーマン・ショック時の積立投資の成績は?
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『楽天・全米株式インデックス・ファンド』と『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』とバランスファンドの積立投資の評価額の推移は下の記事を参考にしてください。・つみたてNISA対象『楽天・全米株式』『楽天・全世界株式』株式と債券半分ずつのバランスファンドと実績比較 株価の乱高下が続く中、積立投資の評価額も確認
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・【つみたてNISA】コロナショックでも設定来はプラス!『DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)』をバランス(8資産均等型)や先進国株式と比較 積立投資の評価額も確認
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