2019年6月の楽天証券のNISAランキング(積立設定件数)でベスト10のうち1~5位の投資信託について、積立投資の成績(2019年1月~)や基準価額の推移を簡単にまとめてみました。
NISA(少額非課税投資制度)の概要については金融庁のWEBサイトでも解説されています。
楽天証券NISAランキングベスト5(積立設定件数)
楽天証券のNISAランキング(積立設定件数)のベスト5は下記の通りです(2019年6月1日~同年6月30日)。1位→(前回1位)楽天・全米株式インデックス・ファンド
米国の株式(大型株~小型株)に投資
運用管理費用(年率)税込0.1596%程度
2位↑(前回3位)eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
日本を除く先進国の株式(大型株~中型株)に投資
運用管理費用(年率)税込0.107892%
3位↓(前回2位)<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
日本を除く先進国の株式(大型株~中型株)に投資
運用管理費用(年率)税込0.107892%
4位→(前回4位)eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
米国の株式(大型株)に投資
運用管理費用(年率)税込0.162%
5位→(前回5位)ひふみプラス
国内外の株式に選別投資
運用管理費用(年率)税込1.0584%
楽天・全米株式ほか投資信託の特徴
資産クラスの近いものを先に並び替えています。『楽天・全米株式インデックス・ファンド』(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))は、米国株式市場の投資可能な銘柄のほぼ100%をカバーした「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。
2019年4月末現在(同年5月末月報より) |
『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』は、米国株式市場の時価総額のおよそ8割を占める大型株約500銘柄を対象とした「S&P500指数」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。
2019年5月末月報より |
『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』と『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』は、日本を除く先進国の株式市場を対象にした「MSCIコクサイ・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。
2019年5月末月報より |
2019年5月末月報より |
『ひふみプラス』は、長期的な将来価値に対して市場価値が割安と考えられる成長企業に選別投資します。直販の『ひふみ投信』と同じマザーファンドを通じて運用されています。
2019年6月末月報より |
今回、取り上げた投資信託は外貨建資産の為替ヘッジは原則として行いません。信託期間はすべて無期限です。
楽天・全米株式ほか積立投資の成績
毎月1日を積立日に設定しています(約定日は翌営業日)。1日が休日の場合は後ずれします。「つみたてNISA」では毎月33,333円(年間40万円)まで、従来の「一般NISA」では毎月10万円(年間120万円)まで積立可能です。「一般NISA」は積立以外に通常買付も可能です。
米国株式と先進国株式のインデックスファンドの成績は下記の通りです。
端数は四捨五入しています 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
アクティブ運用の『ひふみプラス』の成績は下記の通りです。
端数は四捨五入しています 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
昨年(2018年)1月からの積立投資の成績は下の記事を参考にしてください。
・『iFree S&P500』『楽天・全米株式』『フィデリティ・米国優良株』つみたてNISAで毎月1万円ずつ積み立てたら今いくら?先進国株式インデックスファンドとも比較
・eMAXIS Slim 国内、先進国、新興国株式をつみたてNISAで毎月1万円ずつ積み立てたら今いくら?
・アクティブ運用『ひふみプラス』『年金積立 Jグロース』つみたてNISAで毎月1万円ずつ積み立てたら今いくら?TOPIXや日経平均株価連動型のインデックスファンドとも比較
まとめ
下記のチャートは、後発の『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』設定来1年強の期間(2018年7月3日~2019年7月8日)で基準価額の推移を比較したものです。起点の基準価額を1万円に統一しています。
『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』は『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』の陰に隠れています。
基準価額の推移(起点を1万円に統一) 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
資産運用には山や谷がつきものなので、積立投資を長く続けるためにも預貯金等の安全資産や生活防衛資金もちゃんと確保しておきたいです。
積立投資の場合、基準価額が下がっているときは、より多くの口数を購入するチャンスでもありますが、冷静な判断力を保つためには預貯金の備えも大事ですよね。
出典:金融庁「つみたてNISA早わかりガイドブック」 4ページより http://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/assets/pdf/tsumitate_guidebook.pdf |
おすすめは楽天証券
楽天証券では投資信託をスポット購入でも積み立てでも100円から購入可能です。また楽天グループの「楽天スーパーポイント」(期間限定ポイントは除く)でも投資信託を購入できます。少額かつポイントでお試しできるなら、投資が身近になりますね。手軽に投資できるようになっても将来の運用成績までは保証してくれないので、結果については自己責任という原則は忘れないようにしたいです。
・【投信積立】楽天証券の楽天カードクレジット決済(1%ポイント還元)で申込から積立、支払いのスケジュールは?メールでお知らせが来る?
・【楽天証券】つみたてNISA対象インデックスファンド(純資産総額30億円以上)から信託報酬が低い順に全世界株式、先進国株式、国内株式、新興国株式、米国株式、バランスのベスト3を選出
【Amazon】税金ゼロ”の資産運用革命 つみたてNISA、イデコで超効率投資【電子書籍】[ 田村正之 ]
【楽天Kobo】貯金ゼロ・知識ゼロ・忍耐力ゼロからのとってもやさしいお金のふやし方【電子書籍】[ 竹川美奈子 ]
ブログ村 投資信託
投資信託が話題のブログ
ブログ村 インデックス投資
インデックス投資が話題のブログ
ブログ村 米国株
米国株が話題のブログ
0 件のコメント:
コメントを投稿