『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』と『同 バランス(8資産均等型)』に半分ずつ投資した実績は?

米国株式インデックスファンドと8資産均等型バランスファンドを組み合わせた場合の運用実績・評価・解説

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※ 記事を更新しました(2019年6月14日)。

米国株式インデックスファンドと8資産均等型バランスファンドを組み合わせた場合の運用実績を確認してみました。

『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』と『eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)』の組み合わせだけでなく、それより運用期間の長い『iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド』と『eMAXIS バランス(8資産均等型)』の組み合わせについても調べてみました。


米国株式インデックスファンドほか特徴

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』と『iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド』は、米国株式市場の時価総額のおよそ8割を占める大型株約500銘柄を対象とした「S&P500指数」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 組入上位10銘柄(マイクロソフト、アップル、アマゾン・ドット・コム、フェイスブック、バークシャー・ハサウェイなど)
2019年5月末現在

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 組入上位10業種
2019年5月末月報より

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)』と『eMAXIS バランス(8資産均等型)』は、世界の株式、債券、REIT(不動産投資信託証券)に分散投資します。

8資産均等型
基本投資割合

今回、取り上げた投資信託は外貨建資産の為替ヘッジを原則として行いません。信託期間はすべて無期限です。

米国株式インデックスファンドと8資産均等型バランスファンドを50%:50%で組み合わせた場合の資産配分は下記の通りです。

米国株式 50%:8資産均等型バランスファンド 50%
米国株式 50%8資産均等型 50%


米国株式インデックスファンドほか運用実績

下のチャートは、『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』設定来(2018年7月3日~2019年6月13日)の基準価額の推移(日次ベース)を示しています。

比較しやすいよう起点の基準価額を1万円に統一しています。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)とeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)及び両者の組み合わせの基準価額の推移(チャート)
基準価額の推移 2018年7月3日~2019年6月13日
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

騰落率の比較は下の表の通りです(2019年6月13日現在)。

下落率は2018年10月4日~同年12月25日の数字、上昇率は2018年12月25日~2019年6月13日の数字です。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』の運用管理費用(信託報酬)は2019年6月14日より税抜0.16%から税抜0.15%に引き下げられる予定です(PDF)。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)とeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)及び両者の組み合わせの騰落率
2019年6月13日現在
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

下のチャートは、『iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド』の設定された2013年9月の月末から2019年5月末までの基準価額の推移(月末ベース)を示しています。

起点の基準価額を1万円に統一しています。

iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンドとeMAXIS バランス(8資産均等型)及び両者の組み合わせの基準価額の推移(チャート)
基準価額の推移 2013年9月末~2019年5月末
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

騰落率の比較は下の表の通りです(2019年6月13日現在)。

iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンドとeMAXIS バランス(8資産均等型)及び両者の組み合わせの騰落率
2019年6月13日現在
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません


まとめ

近年は米国株式が極めて好調でした。その一方で米国株式の割高感も、たびたび指摘されています。

世界最大級の運用会社であるバンガード社は、現在の米国株価は過大評価されており、今後5年から10年のリターンは控えめなものにとどまると見ているようです。

Risk and return: A five-year outlook
バンガード「グローバル・マクロ・マターズ」シリーズ
『米国株の上昇に伴い、リスクとリターンのトレードオフが複雑に』
3ページより引用(2017年11月発表)

※ パーセンタイルとはデータを小さい順に並べた時、小さいほうから何パーセント目に入るかを示す。100個の値があったとすると25パーセンタイルは下から25個目、75パーセンタイルは下から75個目、その間には全体の半分の値が分布する。

・バンガード「グローバル・マクロ・マターズ」シリーズ『米国株の上昇に伴い、リスクとリターンのトレードオフが複雑に』(PDF)

米国株式よりグローバル株式(米国株式60%:米国外株式40%)のほうがリスクを抑えつつリターンの向上を見込める。あるいは、グローバル債券にも分散投資すること(株式60%:債券40%のグローバル・ポートフォリオ)で下振れリスクを大幅に抑制しながら米国株式と同程度のリターンを得られる、と予測しています。

米国株式の過熱感が心配なら、債券を含みグローバルに分散されたバランスファンドを組み合わせてみるのも一案かもしれませんね。

・バンガード「2019年の経済および市場見通し」(PDF)




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