『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』を楽天・全世界株式等と比較・評価 米国株式と全世界株式に1:1で投資した成績は?

『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』を全世界株式と比較・評価・解説

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※ 記事を更新しました(2019年6月12日)。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』(三菱UFJ国際投信)など「S&P500指数」連動型米国株式インデックスファンドの特徴と運用実績を全世界株式インデックスファンドと比較してみました。

比較の対象は『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』、『iFree S&P500インデックス』、『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』です。

米国株式インデックスファンドと全世界株式インデックスファンドを1:1で投資した時の成績も確認します。

今回、取り上げる投資信託はつみたてNISA対象商品です。つみたてNISAは少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。

制度の詳細については金融庁のWEBサイトで解説されています。




eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)ほか特徴

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』と『iFree S&P500インデックス』は、米国株式市場の時価総額のおよそ8割を占める大型株約500銘柄を対象とした「S&P500指数」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 組入上位10業種と組入上位10銘柄(マイクロソフト、アップル、アマゾン・ドット・コム、フェイスブック、バークシャー・ハサウェイなど)
2019年5月末月報より
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

楽天・全世界株式インデックス・ファンド』(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))は、日本を含む世界の株式市場を対象にした「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

楽天・全世界株式インデックス・ファンド 業種別構成比と組入上位10銘柄(アップル、マイクロソフト、アマゾン・ドット・コム、フェイスブック、ジョンソン・エンド・ジョンソンなど)
2019年3月末現在(同年4月末月報より)

楽天・全世界株式インデックス・ファンド 国・地域別構成比(米国、日本、英国、中国、カナダなど)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド
2019年3月末現在(同年4月末月報より)

今回、取り上げた投資信託は原則として為替ヘッジを行いません。信託期間は、すべて無期限です。


eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)ほか費用

投資信託を保有中にかかる運用管理費用(年率)は下記の通りです。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
税込0.1728%(2019年6月14日より税込0.1620%

iFree S&P500インデックス
税込0.2430%

楽天・全世界株式インデックス・ファンド
税込0.2196%程度

後発の『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』の運用管理費用(信託報酬)は、『iFree S&P500インデックス』よりも低廉です。

2019年6月12日現在、『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』の販売会社は岩井コスモ証券(インターネット専用)、SMBC日興証券(ダイレクトコース専用)、SBI証券、岡三オンライン証券、カブドットコム証券、ジャパンネット銀行、GMOクリック証券、フィデリティ証券、松井証券マネックス証券、三菱UFJ銀行、三菱UFJ国際投信ダイレクト(mattoco)、楽天証券です。


リンク先から証券会社の資料請求ができます。


eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)ほか運用実績

下のチャートは『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』設定来11ヵ月強(2018年7月3日~2019年6月11日)の基準価額の推移です。

比較しやすいよう起点の基準価額を1万円に統一しています。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と楽天・全世界株式インデックス・ファンド及び両者の組み合わせの基準価額の推移(チャート)
基準価額の推移 2018年7月3日~2019年6月11日
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

下のチャートは『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』設定来およそ1年8ヵ月強(2017年9月29日~2019年6月11日)の基準価額の推移です。

起点の基準価額を1万円に統一しています。

iFree S&P500インデックスと楽天・全世界株式インデックス・ファンド及び両者の組み合わせの基準価額の推移(チャート)
基準価額の推移 2017年9月29日~2019年6月11日
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

騰落率の比較は下の表の通りです(2019年6月11日現在)。

下落率は2018年10月4日~同年12月25日の数字、上昇率は2018年12月25日~2019年6月11日の数字です。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、iFree S&P500インデックス、楽天・全世界株式インデックス・ファンドとその組み合わせの騰落率
2019年6月11日現在
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

下から2段目が『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』と『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』を1:1で組み合わせた場合の運用実績です。運用管理費用は年率で税込0.1962%です(2019年6月14日以降は税込0.1908%です)。

最下段が『iFree S&P500インデックス』と『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』を1:1で組み合わせた場合の運用実績です。運用管理費用は年率で税込0.2313%です。


参考記事

『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』を同 全世界株式(3地域均等型)と比較・評価 米国株式と全世界株式に1:1で投資した成績は?

『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』をeMAXIS Slim 先進国株式やニッセイ外国株式等と比較・評価

『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』の特徴と成績をiFree S&P500・NYダウ、楽天・全米株式等と比較・評価


まとめ

直近の調整局面でも力強い回復力を見せるなど、近年は米国株式が極めて好調でした。そのため米国株式と全世界株式のインデックスファンドの組み合わせでは、全世界株式が足を引っ張っているようにも見えてしまうでしょうか。

とはいえ、過去の実績は将来の成績を保証するものではありません。米国株式を中心にしつつ、幅広く分散された全世界株式インデックスファンドにも保険として投資しておくという考え方もあるかもしれないですね。

J.P.モルガンの超長期マーケット予測』(WEBサイト)や『ピクテの資産運用戦略レポート』(PDF 3ページ図表3参照)など、割高感のある米国株式の長期の期待リターンが日本を含むほかの地域を下回ると予測する向きもあります。

出典:2018年7月ピクテ資産運用戦略レポート 3ページ図表3より
出典:2018年7月ピクテ資産運用戦略レポート
3ページ図表3より(赤丸(筆者)は米国株式)

現状では全世界株式インデックスファンドも半分は米国で占められていますが、もし米国以外の地域の成長が著しい場合でも、全世界株式なら地域別構成比の柔軟な変化を期待できそうです。




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