『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』をeMAXIS Slim 先進国株式やニッセイ外国株式等と比較・評価

『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』をeMAXIS Slim 先進国株式やニッセイ外国株式等と比較・評価・解説

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※ 記事を更新しました(2019年6月11日)。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』(三菱UFJ国際投信)が2018年7月3日に設定されました。つみたてNISA対象商品です。

『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』など「S&P500指数」連動型米国株式インデックスファンドの特徴と運用実績を先進国株式インデックスファンドと比較してみました。

比較の対象は『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』、『iFree S&P500インデックス』、『iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド』、『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』、『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』です。




eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)ほか特徴

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』、『iFree S&P500インデックス』、『iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド』は、米国株式市場の時価総額のおよそ8割を占める大型株約500銘柄を対象にした「S&P500指数」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 組入上位10銘柄
2019年4月末月報より

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 組入上位10業種
2019年4月末月報より

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』と『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』は、日本を除く主要先進国の株式市場を対象にした「MSCI コクサイ・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 組入上位10銘柄
2019年4月末月報より

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 組入上位10業種と組入上位10ヵ国・地域
2019年4月末月報より

今回、取り上げた投資信託は原則として為替ヘッジを行いません。信託期間は、すべて無期限です。


eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)ほか費用

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、iFree S&P500インデックス、iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド、eMAXIS Slim 先進国株式インデックス、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドの費用

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』の運用管理費用(信託報酬)は2019年6月14日より税込0.1728%から税込0.1620%に引き下げられる予定です(PDF)。

同ファンドの運用管理費用は、既存の「S&P500指数」連動型米国株式インデックスファンドよりも低廉です。

その一方で、先進国株式インデックスファンドのほうが投資対象が分散されているにもかかわらず、さらに低コストになっています。定番商品で競争が激しいお陰かもしれませんね。

『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』の運用管理費用は2019年6月25日引き下げ後の数字、『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』の運用管理費用は2019年6月27日引き下げ後の数字です(現在はどちらも税込0.11772%)。

2019年6月11日現在、『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』の販売会社は岩井コスモ証券(インターネット専用)、SMBC日興証券(ダイレクトコース専用)、SBI証券、岡三オンライン証券、カブドットコム証券、ジャパンネット銀行、GMOクリック証券、フィデリティ証券、松井証券マネックス証券、三菱UFJ銀行、三菱UFJ国際投信ダイレクト(mattoco)、楽天証券です。


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eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)ほか運用実績

下のチャートは『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』設定来11ヵ月強(2018年7月3日~2019年6月10日)の基準価額の推移(日次ベース)を先進国株式インデックスファンドと比べたものです。

比較しやすいよう起点の基準価額を1万円に統一しています。貿易摩擦や景気減速懸念などにより株価の変動が激しくなっています。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)とeMAXIS Slim 先進国株式インデックスの基準価額の推移(チャート)
基準価額の推移 2018年7月3日~2019年6月10日
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

下のチャートは『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』とベンチマークの指数が同じ米国株式インデックスファンドの過去およそ5年5ヵ月(2013年12月末~2019年5月末)の基準価額の推移(月末ベース)を先進国株式インデックスファンドと比べたものです。

起点の基準価額を1万円に統一しています。

iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンドと<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドの基準価額の推移(チャート)
基準価額の推移 2013年12月末~2019年5月末
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』ほか米国株式インデックスファンドと先進国株式インデックスファンドの騰落率の比較は下の表の通りです(2019年6月10日現在)。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、iFree S&P500インデックス、iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド、eMAXIS Slim 先進国株式インデックス、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドの騰落率
2019年6月10日現在
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

下落率は2018年10月4日~同年12月25日の数字、上昇率は2018年12月25日~2019年6月10日の数字です。

ちなみに基準価額が20%下落した後(10,000円→8,000円)、20%上昇しても元には戻りません(8,000円→9,600円)。

米国株式インデックスファンド同士の比較は下の記事を参考にしてください。

『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』の特徴と成績をiFree S&P500・NYダウ、楽天・全米株式等と比較・評価


まとめ

近年は米国株式が好調だったこともあり先進国株式インデックスファンドでも米国の比率が6割を超えています。

アップルやマイクロソフト、アマゾンなど世界的に著名な企業が多く魅力的な米国株式ですが、株価の割高感を指摘する声もあります。

・バンガード「市場および経済環境に関するグレッグ・デイビスへのインタビュー

・ピクテ「グローバル・マーケット・ウォッチ:2019年の投資環境見通し

・ピクテ「米国株式投資戦略 年初3ヵ月間で株価が10%以上上昇した年は要注意?

長期投資を前提に将来の不確実性を重視するなら、米国以外の国や地域の含まれた先進国株式インデックスファンドも選択肢の一つになるかもしれませんね。

より幅広い地域を投資対象としたいなら、全世界株式インデックスファンドという選択肢もあります。

『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』を楽天・全世界株式等と比較 米国株式と全世界株式に1:1で投資した成績は?

『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』を同 全世界株式(3地域均等型)と比較 米国株式と全世界株式に1:1で投資した成績は?

バランスファンドと組み合わせれば、株式以外の資産にも分散投資ができます。

『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』と『同 バランス(8資産均等型)』に半分ずつ投資した実績は?




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