SBI証券と大和証券の8月募集の個人向け国債キャンペーンを比較してみました。参考までにネット銀行の定期預金の金利とも比べてみました。
個人向け国債キャンペーン
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| 変動10年は10年債、固定5年は5年債、固定3年は3年債と表記 |
8月募集の個人向け国債の利率は変動10年（第89回）、固定5年（第77回）、固定3年（第87回）とも年率0.05％（税引前）です。
額面1万円から1万円単位で購入できます。発行後1年経過すれば、額面1万円単位で中途換金が可能です（直前2回分の利子が差し引かれます）。
SBI証券のキャンペーン期間は、2017年8月3日16時～2017年8月30日14時の予定です。
個人向け国債を50万円以上購入した人が対象でキャッシュバックは2017年9月中旬頃の予定です。キャッシュバックの上限は25万円です。
大和証券のキャンペーン期間は、2017年8月3日～2017年8月31日の予定です。
個人向け国債変動10年、固定5年を100万円以上購入した人が対象で、固定3年はキャンペーン対象外です。2017年8月1日～2017年9月12日の期間に個人向け国債を売却するとその額面金額を購入額から差し引いた金額がキャンペーンの対象となります。
購入額が500万円以上と1,000万円以上で還元率がアップします。上限の記載はなく、1億円購入すると40万円の現金プレゼントです。プレゼントの入金は2017年10月20日頃の予定です。
ネット銀行の定期預金の金利は？
先日の記事で紹介した愛媛銀行インターネット専用四国八十八カ所支店の『100万円限定だんだん定期預金』は一人一口限定ですが、1年もので年率0.30％（税引前）です（2017年7月31日現在）。・個人向け国債より魅力的？100万円限定1年もの定期預金【年0.30％】愛媛銀行四国八十八カ所支店
住信SBIネット銀行の円定期預金の1年ものは年率0.20％（税引前）です（2017年8月3日現在）。
まとめ
個人向け国債のキャンペーンは購入時のみ1回限りなので今の年率0.05％（税引前）という低金利だと、長期で預けておくのはもったいない気もしてしまいますよね。個人向け国債を1年で中途換金するのを前提にするなら（利子は返上）、大和証券で変動10年を500万円以上購入しないとキャンペーンの還元率（0.3％）が住信SBIネット銀行の1年ものの利率（0.2％）を上回らないです。
愛媛銀行インターネット専用四国八十八カ所支店の『100万円限定だんだん定期預金』のように条件付きながら住信SBIネット銀行よりさらに高金利な定期預金もありますし、今は個人向け国債はネット銀行の定期預金と比べると魅力が薄いかもしれないですね。
各キャンペーンや定期預金の詳細は各金融機関にて、ご確認ください。
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