気になるニュース
週末、アメリカのNYダウ平均株価が最高値を更新しました。10日の日経平均株価も400円以上値上がりしています。トランプ大統領の減税策だけでなく、友好的な日米首脳会談を受け日本からアメリカへの投資が拡大しそうだという期待感も支援材料になったとの報道もありましたが、真偽のほどは?(苦笑)
アメリカの国際貿易委員会が道路の舗装などに使われる中国製資材に続いて同国の肥料原料も不当廉売であると認定し制裁関税を課すと決定しました。
その一方で、トランプ大統領が就任後初めて中国の習近平国家主席と電話会談を行い、「1つの中国」政策を尊重することに同意したとのニュースもありました。
世界の株式市場が好調を維持するには米中関係の安定も不可欠ですよね。
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インデックスファンドの値動き
2017年2月10日現在の基準価額をもとに計算 |
アメリカの減税期待で株価が急上昇していますが、あぶなっかしい印象はぬぐえないですよね。
金融規制緩和も期待先行のようですし、金融危機の再発を防ぐための法律を本当に見直すべきか否か議論するには相応の時間がかかりそうです。
資金流出懸念の強い新興国の株式や債券が今のところ相対的に堅調なのを見ると、本当に先の予測は難しいですね。
1月末の中国の外貨準備高が2011年2月以降初めて3兆ドルを割り込んだとのニュースもありますし、新興国もまだまだ予断を許さない状況かもしれませんが。
NISA口座
2017年2月10日現在の基準価額をもとに計算 |
保有している投資信託の銘柄は2017年1月末から変わりありません。毎月10万円積み立てていて、今週「たわらノーロード 先進国株式」を59,000円、「iFree 8資産バランス」を28,000円積み立てました。来週「世界経済インデックスファンド(株式シフト型)」が13,000円約定する予定です。
個人型確定拠出年金(iDeCo)等と合算して株式インデックスファンドとバランスファンドの比率が2対1になるように積み立てています。
今週の記事
預貯金の手堅さに慣れていると、投資信託が含み損になったりすると焦ってしまうこともあるかもしれませんね。残念ながら、NISAも確定拠出年金もインデックスファンドによる積立投資では、そんな急には成果が出るものではないので時に我慢強さも必要です。個別の企業の株に集中して投資する場合は短期で大きな利益を得られる場合もありますが、内外の株式と債券への分散投資では世界経済の成長にともなって長期で果実を得ようとするものなので、どうしても時間がかかります。
インデックスファンドによる長期投資は慣れてくるとある意味、退屈なので、厳選した銘柄に投資するアクティブファンドにも資金の一部を振り分けている方もいらっしゃるようです。市場平均以上の成績をめざすアクティブファンドですが、その実績は? というのが下の記事です。
・確定拠出年金(SBI証券) ひふみ年金ほか日本株アクティブ投信はインデックス投信より好成績?
・確定拠出年金(楽天証券) iTrust日本株式ほかアクティブ投信はインデックス投信より好成績?
・トランプ銘柄の投資信託である米国インフラ関連株式ファンド「グレート・アメリカ」が今月新設定
・NISAをはじめてガッカリ!? 年初来の投資信託の成績は? あきらめるのはまだ早い?
・NISAをはじめてドキドキ!? もうけを期待するなら期待の大きさに比例して損する覚悟も必要?
・eMAXISに最低コストをめざすSlimが追加 先進国株式の予想成績をたわらやニッセイと比較
関連記事
・NYダウが7営業日連続で最高値更新 今週のニュースとインデックスファンドの値動きとNISA口座(170218)
・年金が米インフラ投資に使われる?今週の気になるニュースとインデックスファンドの値動き(170204)
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