iDeCo(個人型確定拠出年金)とつみたてNISAの評価額および損益を簡単にまとめてみました。
また保有している『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』・『同 先進国株式インデックス』・『同 新興国株式インデックス』の運用実績を全世界株式インデックスファンドやバランスファンド(8資産均等型)も交えて確認しています。
最後の段落で個人向け国債(変動10年)の金利とキャッシュバックキャンペーンについて紹介しています。
iDeCo・つみたてNISAの評価額と損益
前週末比は米国株式インデックスファンド+3.17%、先進国株式インデックスファンド+2.36%、新興国株式インデックスファンド-0.30%です(参照「下げ相場や暴落でも投資を続けた人が勝つ」)。
その結果、前週末比の評価額はiDeCoが+112,096円、積立(33,333円)のあったつみたてNISAは+87,921円(積立分なし+54,588円)でした。
・投資環境の見通し(2022年7月号)「米利上げの影響評価」(PDF/三井住友DSアセットマネジメント)
米欧の金融政策が引き締めの領域に入ってきたことから、2022年後半の成長予想は下方修正方向になる。ただ、深い不況につながるような、過剰投資やバブルが発生しているとは考えにくい。コロナ禍からの経済再開、中国経済の底打ち、欧州の財政刺激、家計の保有する高水準の流動資産、企業投資の回復など、下支え要因もある。
2022年後半~2023年前半の世界経済の足取りは想定よりも鈍くなるが、景気の大崩れは避けられるとの見方は維持したい。長期金利は夏場にかけての賃金、インフレ動向次第で上振れる局面もありそうだが、徐々にピークアウトに向かおう。株価は金利の上昇への調整はかなり進んでいる。問題は景気減速の度合いで、当面不安定な動きとなろうが、ダウンサイドの織り込みと金利のピークアウトが進むにつれ、下げ止まりから持ち直しに転ずるとみたい。
リスク要因としては米国のインフレ期待の上振れ、エネルギー制約による欧州景気の下振れ、中国の感染拡大、新興国経済の混乱等が挙げられています。
「株価は景気後退のボトムの前に上昇する」という見方もあるようです。
・【米国株】2022年後半の株高シナリオ 再確認(マネクリ)
ジェレミー・シーゲル『株式投資』によれば、「ほぼ例外なく、株価は景気後退期の前に下落し、景気回復の前に上昇する。実際に、1802年以降46回の景気後退期のうち42回(すなわち10回に9回以上)で、景気後退が始まる前(もしくは同時)に株式のトータルリターンは8%以上も下げている」とのことだ。またシーゲル教授は「経済が景気後退の終了に達するまでに、株価が平均して22.44%上昇しているという事実も特筆すべきである。それゆえ、景気循環の底を示す明確な証拠を待っていては、投資家はすでに株価の大きな上昇を逃しているのである」と述べている。
投資に適したタイミングを正確に予測するのは困難ですが、あるいはだからこそ悲観的になりすぎるあまりポートフォリオをいたずらに変更して反発の機会を逃すのは避けたいですね。
米国株・先進国株・全世界株等の実績(チャートと騰落率)
下のチャートは過去3年の基準価額の推移(2019年7月9日~2022年7月8日)です。起点の基準価額を1万円に統一しています。
各投信の騰落率は下の表の通りです(2022年7月8日現在)。
個人向け国債(変動10年)の金利とキャッシュバックキャンペーン
・個人向け国債の発行条件等 (PDF/財務省)個人向け国債(変動10年)の第148回債の利率は0.17%です(利率は半年毎に見直し)。
利払いは年2回、2月15日と8月15日です。
1万円から購入可能で、最低でも0.05%の金利が保証されています。
1年経過すれば中途換金も可能です(元本割れなし)。直前2回分の各利子(税引前)相当額×0.79685が差し引かれます。
SBI証券や大和証券の個人向け国債キャンペーンのキャッシュバック金額は変動10年の場合、下の表の通りです。
キャンペーン期間はSBI証券が7月28日午後2時まで、大和証券が7月29日までとなっています。キャッシュバックは前者が8月中旬頃、後者が9月9日の予定です。
詳細については各社のWEBサイトで確認をお願いします。
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