iDeCo(個人型確定拠出年金)とつみたてNISAの評価額および損益を確認しています。
SBI証券のつみたてNISAランキングと人気投信の積立投資の成績も簡単にまとめています。
iDeCo・つみたてNISAの評価額と損益
前週末比は米国株式インデックスファンド+5.25%、先進国株式インデックスファンド+5.02%、新興国株式インデックスファンド+6.25%です(参照「資産所得倍増プラン、NISAの拡充やiDeCoの改革に期待」)。
その結果、前週末比の評価額はiDeCoが+192,019円、積立(33,333円)のあったつみたてNISAは+159,277円(積立分なし+125,944円)でした。
・米国株式市場の見通し 不透明要因は残るものの、長期の視点で臨む局面(三井住友DSアセットマネジメント)
■インフレ上昇の勢い鈍化等によって米国株式市場では不透明感がやや後退しています。短期的な割安感もあり資金が流入している状況です。
■下表の不透明要因は、推移が明らかになるのに時間を要するものが多くなっています。このため、当面、不透明感が払しょくされない状況が想定されます。
■ただし、今後のリスクシナリオについて市場での織り込みは、相当程度進展したと見られます。また、循環的な要因も多く、時間の経過とともに改善へ向かうと見込まれます。短時間ですべての要因が好転するわけではありませんが、現在は長期の視点で臨む局面と考えられます。
週末の米国株式市場はまた下げていて(投信の基準価額に反映されるのは一営業日遅れ)、株価の乱高下が続くと落ち着かない気持ちにさせられますね。
とはいえ不安にかられて慌てて動いても安値で売って高値で買い戻すことにもなりかねないので、いつも通り積立や運用を続けるのがいいのでしょうね。
SBI・V・S&P500等つみたてNISA人気インデックスファンド実績評価
つみたてNISA 月間積立設定件数ランキング(SBI証券)
SBI証券の月間積立設定件数ランキング(つみたてNISA)のベスト5は下記の通りです(2022年5月1日~同年5月31日)。1位 SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
米国の株式(大型株)に投資
運用管理費用(年率)税込0.0938%程度
2位 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
日本を含む世界の株式(大型株・中型株)に投資
同 税込0.1144%以内
3位 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
米国の株式(大型株)に投資
同 税込0.0968%以内
4位 SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
米国の株式(大型株・中型株・小型株)に投資
同 税込0.0938%程度
5位 SBI・全世界株式インデックス・ファンド
日本を含む世界の株式(大型株・中型株・小型株)に投資
同 税込0.1102%程度
『SBI・V・全米株式インデックス・ファンド』(2021年6月29日設定)は運用開始から日が浅いため、積立投資の成績は同じベンチマークに連動する『楽天・全米株式インデックス・ファンド』を代用しています。
運用管理費用(年率)は『楽天・全米株式インデックス・ファンド』のほうが税込0.162%程度と若干割高です。
米国株式・全世界株式の積立投資(月1万円)の評価額
毎月1日を積立日に設定しています(約定日は翌営業日)。1日が休日の場合は後ずれします。下のチャートは毎月1万円ずつ積み立てた場合の投資額(元本)と評価額の推移(2020年1月7日~2022年6月3日)を示しています。資産クラスの近いものを先に並び替えています。
各年月の投資額と評価額は約定日の数字ですが、最新月のみ2022年6月3日現在の数字です。
米国株式インデックスファンドの各年月の投資額と評価額の詳細は下の表の通りです。
全世界株式インデックスファンドの各年月の投資額と評価額の詳細は下の表の通りです。
2020年1月から毎月1万円ずつ積立投資を行った場合、2022年6月3日現在、30万円の投資額に対して評価額は以下の通りです。
『SBI・V・S&P500インデックス・ファンド』
402,035円(+102,035円/+34.01%)
『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』
402,816円(+102,816円/+34.27%)
参考)『楽天・全米株式インデックス・ファンド』
393,832円(+93,832円/+31.28%)
『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』
381,348円(+81,348円/+27.12%)
『SBI・全世界株式インデックス・ファンド』
380,709円(+80,709円/+26.90%)
現在は米国の大型株を対象にしたS&P500連動型が特に好調ですが、長期投資で将来の経済情勢の変化も考慮するなら取りこぼしのない全世界株式インデックスファンドによる国際分散投資も堅実な選択肢かもしれませんね。
・危機乗り越える世界株投資 夫婦で4000万円目指す(日本経済新聞)
・米国株か?世界株か?(ピクテ投信)
長期投資を実践するのであれば、経済情勢の変化にも目を配る必要がある。しかし、10年を超える予測というものはほとんど当てにならないうえ、さらにバブルの「形成」と「崩壊」を見分けるのも至難の業だ。このため、はじめから決め打ちせず、先進国株と新興国株を含めた「世界株」に分散投資を行い、いずれ遭遇するであろうバブルの「形成」と「崩壊」に備えることが長期投資にとって重要ではなかろうか?
1970年代と1980年代、ほかの地域を圧倒するパフォーマンスだった日本株はその後、低迷を余儀なくされています。2000年代に騰落率がトップだった新興国株式も、2010年代は他地域に見劣りする成績でした。
時代によって優勢な株式市場が入れ替わってきたことがうかがえます。
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・全世界株式とも比較!バランスファンドをつみたてNISAで毎月1万円ずつ積み立てたら今いくら? 4、6、8資産均等型、世界経済インデックスファンド
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