投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2021
「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2021」で投票した投資信託について、その特徴と運用実績を簡単にまとめてみました。投資環境の整備された先進国を中心に国際分散投資のできる先進国株式インデックスファンドに1ポイント、日本を含む先進国と新興国にまとめて投資できて将来の経済情勢の変化にも対応が期待できそうな全世界株式インデックスファンドに1ポイント、バランスファンド3種(株式重視・均等・債券重視)に1ポイントずつ投票しました。
先進国株式、全世界株式、バランス3種の特徴
『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』(三菱UFJ国際投信)は、日本を除く先進国の株式市場を対象にした「MSCIコクサイ・インデックス」(円換算ベース・為替ヘッジなし)に連動する投資成果をめざします。投資信託を保有中の運用管理費用(年率)は税込0.1023%以内です。
ベンチマークの指数は北米、欧州、アジア・オセアニア、中東の22ヵ国の大型株と中型株1,289銘柄で構成されています(2021年9月末現在)。
『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』(三菱UFJ国際投信)は、日本を含む世界の株式市場を対象にした「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス」(円換算ベース・為替ヘッジなし)に連動する投資成果をめざします。
運用管理費用(年率)は税込0.1144%以内です。
ベンチマークの指数は先進国と新興国を合せた50ヵ国の大型株と中型株2,979銘柄で構成されています(2021年9月末現在)。
『楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)』(楽天投信)『同(均等型)』(楽天投信)『同(債券重視型)』(楽天投信)は、日本を含む世界の株式と債券に分散投資します。
運用管理費用(年率)は株式重視型が税込0.218%程度、均等型が税込0.222%程度、債券重視型が税込0.226%程度です。
株式部分は、『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』と同じく、大型株から小型株までカバーした海外ETF(VT)を投資対象にしています(※)。
※ベンチマークの「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」(円換算ベース・為替ヘッジなし)は先進国と新興国を合せた49ヵ国の大型株・中型株・小型株9,385銘柄で構成されています(2021年9月末現在)。
債券への投資は為替ヘッジを行い為替リスクの低減をめざします。
今回、取り上げた投資信託の信託期間は無期限です。
先進国株式、全世界株式、バランスの実績(チャートと騰落率)
下のチャートは後発の『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー』設定来3年強の期間(2018年10月31日~2021年11月2日)で基準価額の推移を見たものです。起点の基準価額を1万円に統一しています。
各投信の騰落率は下の表の通りです(2021年11月2日現在)。
急落局面の下落率は2020年2月21日~同年3月24日の数字(コロナショック)と2018年12月4日~同年12月25日の数字、設定来騰落率は3年強の数字です。
『楽天・インデックス・バランス・ファンド』の「均等型」と「債券重視型」は純資産総額がまだ発展途上なのが惜しいです。
株式の比率が高いほど価格変動の度合いが大きく、債券の比率が高いほど値動きが穏やかです。リスク許容度に応じた無理のない範囲で積立や運用を継続していければと思います。
資産運用には好不調の波がつきものなので、冷静な判断力を保つためには預貯金等の安全資産や生活防衛資金の備えも欠かせないですよね。
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