米国株式・先進国株式・新興国株式の成績とiDeCo・つみたてNISAの評価額 世銀の世界経済見通しで新興国が上方修正もコロナ対策で債務急増が心配?

2021年1月10日日曜日

iDeCo・つみたてNISA運用実績

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iDeCo(個人型確定拠出年金)・つみたてNISAの運用実績を簡単にまとめてみました。

保有している『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』・『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』・『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』の成績も確認しています。

2021年1月5日に発表された世界銀行の世界経済見通しで、各地域の成長率は?


iDeCo・つみたてNISAの評価額と損益

iDeCoとつみたてNISAの成績

【確定拠出年金(iDeCo)専用】SBI証券 

前週末比は米国株式インデックスファンド+2.45%、先進国株式インデックスファンド+2.46%、新興国株式インデックスファンド+4.55%とすべてプラスでした(参照「ワクチン普及の遅れが株高に水をさす?」)。


その結果、前週末比の評価額iDeCo+54,837円、積立(33,333円)のあったつみたてNISA+73,815円でした。つみたてNISAは積立分がなければ+40,482円でした。


米国株式・先進国株式・新興国株式の成績

下のチャートは過去2年間の基準価額の推移(2019年1月9日~2021年1月8日)を比べたものです。

起点の基準価額を1万円に統一しています。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、eMAXIS Slim 先進国株式インデックス、eMAXIS Slim 新興国株式インデックスの基準価額の推移(チャート)

各投信の騰落率は下の表の通りです(2021年1月8日現在)。

コロナショック時の調整局面の下落率は2020年2月21日~同年3月24日の数字です。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、eMAXIS Slim 先進国株式インデックス、eMAXIS Slim 新興国株式インデックスの騰落率

2021年1月8日現在の純資産総額は『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』2,434.50億円(2018年7月3日設定)、『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』1,559.43億円(2017年2月27日設定)、『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』481.43億円(2017年7月31日設定)です。

米国株式および先進国株式インデックスファンドとバランスファンドの比較は下の記事を参考にしてください。

『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』『同 バランス(8資産均等型)』実質コストや運用実績を比較・評価 両者を組み合わせた場合の資産配分や成績は?

1,500億円超!『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』実質コストや運用実績を8資産均等型バランスと比較 リスク・リターン特性も評価


世銀の世界経済見通しで新興国が上方修正もコロナ対策で債務急増が心配?

世界銀行の経済見通しで示された課題(ピクテ投信)

今回の世界銀行の世界経済見通しは、主要な国際機関の中で今年最初に公表された見通しであり、また新型コロナウイルスのワクチン接種が開始された後の経済予想となっています。21年の世界の成長率は4.0%と、前回(20年6月)の4.2%から小幅下方修正されました。なお、新興国に限れば5.0%と前回から上方修正する一方で、課題も指摘しています。

世界銀行の世界経済見通し

新型コロナ対策として行われている大規模な財政・金融政策が招く債務の増大が、将来の成長抑制要因にならないかは気になるところですよね。コロナ禍以前から世界的な債券バブルが懸念されていました。

焦点:コロナ対策で巨大化する世界の債務、将来に危険なツケ(ロイター)

債券は「バブル」なのか? 弾けたときに起こること(ITmedia)

特に財政基盤の弱い新興国にとってはガバナンスの改善と債務の透明性の向上が求められそうです。新興国の経済成長への期待感は大きいものの、信用リスク不安の高まりには注意が必要でしょうか。

直近、新興国が好調だからといって急に資産配分を増やしたりすると値動きの大きさにあわてることになりかねないので、あせらずゆっくり積み立てていくのも一案かもしれませんね。



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