信託報酬引き下げ!スリム先進国株式を全米株式や全世界株式と比較
2019年12月27日に信託報酬率の引き下げが行われた(PDF)『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』の運用実績を人気の楽天・バンガード・ファンド『楽天・全米株式インデックス・ファンド』や『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』と比較してみました。信託報酬率の引き下げ
『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』の信託報酬(運用管理費用)は、2019年12月27日より税抜0.0965%(税込0.10615%)以内に引き下げられました。1,000億円以上の部分は変更なし |
基準価額の推移(チャート)
後発の楽天・バンガード・ファンド設定来2年3ヵ月弱の期間(2017年9月29日~2019年12月27日)で基準価額の推移を比べています。比較しやすいよう起点の基準価額を1万円に統一しています。
基準価額の推移 2017年9月29日~2019年12月27日 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
騰落率の比較(2019年12月27日現在)
調整局面の下落率は2018年10月4日~同年12月25日の数字、設定来騰落率は後発の楽天・バンガード・ファンド設定来2年3ヵ月弱の数字です。2019年12月27日現在 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
信託報酬が『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』(税込0.10615%以内)より若干割高な『楽天・全米株式インデックス・ファンド』(税込0.162%程度)と『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』(税込0.222%程度)ですが、中小型株まで幅広くカバーしているのは魅力的ですね。
諸経費も含めた実質コストについては下の記事を参考にしてください。
・信託報酬引き下げ!『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』米国株式(S&P500)やオール・カントリーと実質コストや運用実績を比較 2020年は忍耐力が試される年になる?
・楽天・バンガードvs.イーマクシス・スリム 米国株式/全世界株式インデックスファンドの特徴、実質コスト、運用実績を比較・評価
楽天証券「投信定期売却サービス」スタート
楽天証券で2019年12月29日より投資信託の定期売却サービスが始まります(ラップ、MMF、外貨建てMMFを除く)。
一般、特定、NISA、つみたてNISA、法人口座が対象で毎月、自動的に指定日に売却代金を受取ることができるようになります。
毎月1回、1日~28日より選択します(受取日が休日の場合、前営業日にシフト)。
受取方法は金額指定、定率指定、期間指定の3パターンから選ぶことができます。
金額指定
1,000円以上1円単位で毎月一定額を売却し受取ります。売却可能金額(概算)は現在の評価額の50%以下です。指定売却金額が評価額の50%を上回ると設定が解除されます。
例)毎月1万円ずつ受取ると指定した場合
出典:楽天証券 |
定率指定
0.1%以上0.1%単位で指定している投資信託を、あらかじめ指定した率に相当する口数を毎月売却し受取ります。受取額は変動します。最低売却金額(1,000円)を満たさなくなると設定が解除されます。
例)毎月1%ずつ受け取ると指定した場合
出典:楽天証券 |
期間指定
最終受取年月を指定し、投資信託の保有口数を指定された年月までの売却回数で等分した口数を定期的に売却し受取ります(最大受取期間は50年未満)。受取額は変動します。下記の例では追加投資、一部解約、再投資などは考慮していません。
例)2050年12月を最終受取年月に指定した場合、指定した投資信託の口数を360回(2020年1月設定の場合)で割った口数を自動的に売却
出典:楽天証券 |
注意事項として、同一口座で現在積立設定がある銘柄は定期売却サービスを利用できません。
定期売却設定があってもスポットの売買の注文は可能ですが、同一注文日での同一銘柄・同一口座区分の売却注文は不可となっています。
詳細の確認は楽天証券でお願いします。サービス内容が変更される可能性もあります。
株式を対象にした投資信託だと相場が好調なときにリバランスも兼ねて部分的に解約したほうが合理的な気もしますが、債券を対象にした投資信託や債券比率高めなバランスファンドなどは定期売却サービスと相性がいいかもしれませんね。
年齢やリタイアする時期を目安に、徐々に値動きの穏やかな保守的なポートフォリオへ切り替えていくのが定石でしょうか。
楽天・全世界株式/全米株式ほかインデックスファンドの値動き
2019年12月27日現在 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
・ピクテ投信「2020年の投資環境見通し」(WEB)
・日興AM「資産運用は「マーケットベース」から 「ゴールベース」へ」(WEB)
毎週更新
・『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(3地域均等型)(除く日本)等と実績比較・評価・『楽天・全米株式インデックス・ファンド』楽天・米国高配当株式、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、iFree NYダウ、iFreeNEXT NASDAQ100/FANG+、SMT 米国株配当貴族と実績比較・評価
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