楽天・全米株式や米国株式(S&P500)と比較・評価『たわらノーロード 全世界株式』の出足の成績は?

2019年8月20日火曜日

全世界株式 米国株式

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『たわらノーロード 全世界株式』米国株式と比較・評価・解説

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たわらノーロード 全世界株式』は世界(日本を含む先進国と新興国)の株式を投資対象にしたインデックスファンドです。

同ファンドや同じベンチマーク(「MSCI ACWI」)に連動する『全世界株式インデックス・ファンド』の運用実績を米国株式インデックスファンドと比較してみました。

比較の対象は『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』と『楽天・全米株式インデックス・ファンド』です。


たわらノーロード 全世界株式と米国株式インデックスファンドの特徴

たわらノーロード 全世界株式』(アセットマネジメントOne)と『全世界株式インデックス・ファンド』(SSGA)は、日本を含む世界49ヵ国の株式市場を対象にした「MSCI ACWI(オール・カントリー・ワールド・インデックス)」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

投資信託を保有中の運用管理費用(年率)は『たわらノーロード 全世界株式』が税込0.1296%、『全世界株式インデックス・ファンド』が税込0.5184%です。

MSCI ACWI 業種別構成比(金融、情報技術、ヘルスケア、一般消費財・サービス、資本財・サービスほか)と国・地域別構成比(アメリカ、日本、イギリス、中国、フランスほか)
MSCI ACWI
2019年7月末現在

楽天・全米株式インデックス・ファンド(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))』(楽天投信投資顧問)は、米国株式市場の投資可能な銘柄のほぼ100%をカバーした「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

運用管理費用(年率)は税込0.1596%程度です。

楽天・全米株式インデックス・ファンド 業種別構成比(テクノロジー、金融、消費者サービス、資本財、ヘルスケアほか)
楽天・全米株式インデックス・ファンド
2019年6月末現在(同年7月末月報より)

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』(三菱UFJ国際投信)は、米国株式市場の時価総額のおよそ8割を占める大型株約500銘柄を対象とした「S&P500指数」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

運用管理費用(年率)は税込0.1620%です。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 組入上位10業種(ソフトウェア・サービス、メディア・娯楽、医薬品・バイオテクノ・ライフ、小売、資本財ほか)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
2019年7月末月報より

今回、取り上げた投資信託は外貨建資産の為替ヘッジは原則として行いません。信託期間はすべて無期限です。


たわらノーロード 全世界株式と米国株式インデックスファンドの成績

下のチャートは、『たわらノーロード 全世界株式』設定来(2019年7月22日~2019年8月20日)の基準価額の推移を米国株式インデックスファンドと比べたものです。

比較しやすいよう起点の基準価額を1万円に統一しています。

たわらノーロード 全世界株式、楽天・全米株式インデックス・ファンド、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の基準価額の推移(チャート)
基準価額の推移 2019年7月22日~2019年8月20日
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

下のチャートは、『たわらノーロード 全世界株式』と同じ指数に連動する『全世界株式インデックス・ファンド』の過去1年間(2018年8月21日~2019年8月20日)の基準価額の推移を米国株式インデックスファンドと比べたものです。

起点の基準価額を1万円に統一しています。

全世界株式インデックス・ファンド、楽天・全米株式インデックス・ファンド、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の基準価額の推移(チャート)
基準価額の推移 2018年8月21日~2019年8月20日
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

騰落率の比較は下の表の通りです(2019年8月20日現在)。

たわらノーロード 全世界株式、全世界株式インデックス・ファンド、楽天・全米株式インデックス・ファンド、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の騰落率
2019年8月20日現在
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

近年は米国株式が好調で、全世界株式インデックスファンドも過半数が米国で占められています。

ただし、バリュエーションや利益成長面での割高感から米国に弱気、逆に割安感や成長期待により欧州や新興国に強気な見方もあるようです。

・ピクテ投信投資顧問「Barometer ~強気の投資家は要注意~」(PDF)

将来の正確な予測は困難ですが、米国企業の国際的な競争力の高さが魅力的な一方で、米中貿易摩擦に象徴されるように新興国からもグローバル企業が台頭していて決してあなどれないですよね。




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