米国株式(NYダウ)インデックスファンドについて、運用管理費用(信託報酬)の低廉さが運用実績の向上に寄与しているのか確認してみました。
比較の対象は『iFree NYダウ・インデックス』(税込0.243%)と、つみたてNISA対象の『eMAXIS NYダウインデックス』(税込0.648%)です。
()内の数字が運用管理費用(年率)です。
2019年6月13日現在、『eMAXIS NYダウインデックス』はNYダウ連動型で唯一つみたてNISA対象商品になっています。
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米国株式インデックスファンドの特徴
『iFree NYダウ・インデックス』と『eMAXIS NYダウインデックス』は、米国を代表する優良30銘柄を対象とした「ダウ・ジョーンズ工業株価平均(NYダウ)」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。NYダウ 業種別構成比 2019年5月末現在 |
米国株式インデックスファンドの運用実績
下のチャートは『iFree NYダウ・インデックス』設定来2年9カ月強(2016年9月8日~2019年6月13日)の基準価額の推移を『eMAXIS NYダウインデックス』と比べたものです。比較しやすいよう起点の基準価額を1万円に統一しています。
基準価額の推移 2016年9月8日~2019年6月13日 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
上記の『iFree NYダウ・インデックス』と『eMAXIS NYダウインデックス』の基準価額の差をチャートにすると下記のようになります。
基準価額の差 2016年9月8日~2019年6月12日 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
騰落率の比較は下の表の通りです(2019年6月13日現在)。
下落率は2018年10月4日~同年12月25日の数字、上昇率は2018年12月25日~2019年4月25日の数字です。
2019年6月13日現在 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
2019年6月13日現在、後発の『iFree NYダウ・インデックス』の純資産総額は106.45億円と『eMAXIS NYダウインデックス』(94.77億円)を追い抜いています。
『eMAXIS NYダウインデックス』の運用管理費用が税込0.648%と一昔前の水準ということもあり、低廉な『iFree NYダウ・インデックス』(税込0.243%)の運用成績の向上は明らかです。
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