※ 記事を更新しました(2018年4月24日)。
ニッセイアセットマネジメントの「<購入・換金手数料なし>」やアセットマネジメントONEの「たわらノーロード」、大和投資信託の「iFree」など、最近、インデックスファンドの低コスト化が一段と進んでいます。
将来にわたって業界最低水準の運用コストをめざすという、三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slim」も登場しました。
いくつものシリーズが競合するインデックスファンドの中で、先進国株式インデックスファンドの実際の運用成績を比較してみました。
先進国株式インデックスファンドの特徴
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 組入上位10ヵ国 2018年3月末現在 |
『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』ほか今回取り上げた先進国株式インデックスファンドは、日本を除く主要先進国の株式市場を対象にした「MSCI コクサイ・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。
同指数は北米、欧州、アジア・オセアニア、中東の22か国の大型株と中型株1,328銘柄で構成されています(2018年3月末現在)。
2018年3月末現在 |
今回取り上げた投資信託は原則として為替ヘッジは行いません。信託期間は、すべて無期限です。
先進国株式インデックスファンド成績比較
2018年4月23日現在 過去の実績は将来の運用成績を保証するものではありません |
設定が古い順に上から並べています。運用歴の短いファンドは騰落率が表示できない期間があります。
過去1年の騰落率は僅差ですが下のような成績順でした。
eMAXIS Slim > iFree > たわら > ニッセイ > eMAXIS
今回取り上げた投資信託はすべてノーロード(購入時手数料なし)で、解約時の信託財産留保額もありません。
まとめ
『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』は、信託報酬の引き下げに積極的で人気のファンドです。その一方で、ベンチマークの指数と比較的大きなかい離を起こしたことがあるのがやや気になります。業界最低水準の運用コストをめざすという『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』は、もう少しで純資産総額が100億円に届きそうですね。これまでのところ運用実績も問題ないようです。
『iFree 外国株インデックス』は、後発の『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』に純資産総額が抜かれてしまいました。『たわらノーロード 先進国株式』も、信託報酬のさらなる引き下げなど対策を取らないと、いずれ抜かされてしまうかもしれませんね。
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