iDeCo(個人型確定拠出年金)とつみたてNISAの評価額および損益を簡単にまとめてみました。
また保有している『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』・『同 先進国株式インデックス』・『同 新興国株式インデックス』の運用実績を全世界株式インデックスファンドやバランスファンド(8資産均等型)も交えて確認しています。
最後の段落でJ.P.モルガンの弱気相場に関する記事の一節を紹介しています。
iDeCo・NISAの評価額と損益
余力を残しておくことも大事
・FRB議長、インフレ抑制まで利上げ継続表明 他の当局者も支持(ロイター)
・パウエル氏発言、強気派の自信砕く狙いも-株式市場は不適切に楽観か(ブルームバーグ)
前週末比は米国株式インデックスファンド-1.64%、先進国株式インデックスファンド-1.63%、新興国株式インデックスファンド-0.09%です(参照「インフレ・利上げで米国株の低迷が危ぶまれるなか国際分散投資が真価を発揮するか」)。
その結果、前週末比の評価額はiDeCoが-72,117円、つみたてNISAは-43,271円でした。
円安傾向で緩和されているとはいえ、またしばらく基準価額の不安定な動きが続く可能性もあるのかもしれませんね。
インフレで安全資産の置き場所に悩みますが、将来円高に転じる可能性も考えるなら円建ての資産で余力を残しておくこともやはり大事でしょうか。
米国株・先進国株・全世界株等の実績(チャートと騰落率)
インデックスファンドの基準価額の推移と騰落率
下のチャートは過去3年の基準価額の推移(2019年8月20日~2022年8月26日)です。起点の基準価額を1万円に統一しています。
各投信の騰落率は下の表の通りです(2022年8月26日現在)。
コロナショック時の下落率は米国株式、先進国株式、全世界株式は2020年2月21日~同年3月24日の数字、新興国株式は2020年1月20日~同年3月24日の数字、バランスは2020年2月21日~同年3月19日の数字です。
景気後退懸念の高まりも指摘されていますが、景気は循環するものですし、もしハードランディングになったとしても気長に回復を待ちたいです。
米国株式市場は弱気相場入りしても3年以内には回復?
反発局面を取り逃すのは避けたい
・弱気相場入りの米国株式、 今後の投資は?(J.P.モルガン)上記は米ドルベースである点に注意してください。
過去10回の弱気相場のサンプルのうち、3回は1年後のリターンがマイナスとなったものの、いずれも3年以内にプラスに転じています。この中にはITバブルや世界金融危機といった長期にわたって大きく市場が低迷した期間が含まれています。それでも、3年以内にプラスに転じていたことは、特筆すべき点だと考えられます。
投資期間を数年以上といった中長期に設定することで、下落相場を乗り越える可能性が高まり、結果として投資収益を獲得できる可能性が高まると想定されます。
過去のデータは将来の運用成果を保証するものではないので過信は禁物ですが、目先の値動きにあまり悲観することもないのかもしれませんね。
弱気相場に引きずられてリスク資産を安値で売って反発局面を取り逃すようなことは避けたいです。
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