iDeCo(個人型確定拠出年金)とつみたてNISAの評価額および損益を簡単にまとめてみました。
GPIFの基本ポートフォリオをお手本にした『iFree 年金バランス』と、保有している『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』・『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』・『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』の運用実績を比較してみました。
GPIF基本ポートフォリオ 2020年4月~ |
ちなみにGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が運用している積立金は「未来の世代のためのお金」です。
現役世代が納めた年金保険料のうち、年金の支払いなどに充てられなかったものが、将来世代のために積み立てられています。GPIFはこの年金積立金を、国内外の資本市場で運用して増やしています。年金積立金の運用収益や元本は概ね100年の年金の財政計画のなかで、将来世代の年金給付を補うために使われます。年金財源全体のうち、積立金からまかなわれるのは約1割です。
iDeCo・つみたてNISAの評価額と損益
前週末比は米国株式インデックスファンド+3.29%、先進国株式インデックスファンド+2.96%、新興国株式インデックスファンド+3.83%とすべてプラスでした(参照「インフレで株価に黄色信号?」)。
前週末比の評価額はiDeCoが+82,720円、積立(33,333円)のあったつみたてNISAは+81,145円(積立分なし+47,812円)でした。
米国株式・先進国株式・新興国株式と年金バランスの運用実績
下のチャートは過去2年間の基準価額の推移(2019年2月6日~2021年2月5日)を比べたものです。起点の基準価額を1万円に統一しています。
各投信の騰落率は下の表の通りです(2021年2月5日現在)。
コロナショック時の調整局面の下落率は2020年2月21日~同年3月24日(年金バランスは~同19日)の数字です。
GPIFの基本ポートフォリオをお手本にした『iFree 年金バランス』の堅実な運用も、なかなか魅力的に思えます。
実際のGPIFの運用状況は?(2020年12月末現在)
年金積立金の市場運用開始以降(2001年度~2020年度第3四半期)の収益率は+3.37%(年率)、収益額は+85兆3,011億円(累積収益額)うち利子・配当収入は39兆5,730億円となっています。
運用資産額は2020年度第3四半期末(2020年12月末)現在で177兆7,030億円です。
市場運用分の2020年度(第1四半期~第3四半期)の時間加重収益率は合計で18.58%、内訳は国内債券マイナス0.25%、外国債券 5.37%、国内株式 29.54%、外国株式 42.29%となっています。
・2020年度第3四半期運用状況(速報)(PDF/GPIF)
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