2019年8月のSBI証券の月間積立設定件数ランキング(つみたてNISA)でベスト10のうち6~10位の投資信託について、特徴と運用実績を簡単にまとめてみました。
1~5位はこちらの記事をご覧ください。
つみたてNISAの概要については金融庁のWEBサイトで解説されています。金融庁のリーフレット(PDF)や「つみたてNISA早わかりガイドブック」(PDF)もわかりやすいです。
SBI証券 つみたてNISA人気ランキング6~10位
SBI証券の月間積立設定件数ランキング(つみたてNISA)の6~10位は下記の通りです(2019年8月1日~同年8月31日)。6位→(前回6位)eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
日本を含む世界の株式(大型株と中型株)に投資
7位↑(前回9位)<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド
国内の株式(TOPIX構成銘柄)に投資
8位↑(前回14位)ニッセイ日経225インデックスファンド
国内の株式(日経平均株価採用銘柄)に投資
9位↓(前回8位)eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
日本を除く世界の株式(大型株と中型株)に投資
10位↓(前回7位)eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
新興国の株式(大型株と中型株)に投資
オール・カントリー、ニッセイ日経225ほか特徴
資産クラスの近いものを先に並び替えています。『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』(三菱UFJ国際投信)は、日本を含む世界の株式市場を対象にした「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。
投資信託を保有中の運用管理費用(年率)は税込0.1296%です。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 2019年7月末月報より |
『eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)』(三菱UFJ国際投信)は、日本を除く世界の株式市場を対象にした「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。
運用管理費用(年率)は税込0.1296%です。
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) 2019年7月末月報より |
『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』(三菱UFJ国際投信)は、新興国の株式市場を対象にした「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。
運用管理費用(年率)は税込0.20412%です。
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 2019年7月末月報より |
『<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド』(ニッセイAM)は、東京証券取引所第一部に上場されている全銘柄を対象にした「TOPIX(東証株価指数)」に連動する投資成果をめざします。
運用管理費用(年率)は税込0.1512%です。
<購入・換金手数料なし> ニッセイTOPIXインデックスファンド 2019年7月末月報より |
『ニッセイ日経225インデックスファンド』(ニッセイAM)は、東証第1部上場のうち代表的な225銘柄を対象にした「日経平均株価(日経225)」に連動する投資成果をめざします。
運用管理費用(年率)は税込0.27%です。
ニッセイ日経225インデックスファンド 2019年7月末月報より |
今回、取り上げた投資信託は外貨建資産の為替ヘッジは原則として行いません。信託期間はすべて無期限です。
オール・カントリー、ニッセイ日経225ほか運用実績
下記のチャートは最後発の『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』設定来10ヵ月強の期間(2018年10月31日~2019年9月6日)で基準価額の推移を比べたものです。起点の基準価額を1万円に統一しています。
貿易摩擦や景気後退懸念から株価が不安定で、投資信託の基準価額も変動が激しくなっています。
基準価額の推移 2018年10月31日~2019年9月6日 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
騰落率の比較は下記の通りです(2019年9月6日現在)。
2019年9月6日現在 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
先進国株式、国内株式、新興国株式の組み合わせと全世界株式インデックスファンドの比較は下の記事を参考にしてください。
・eMAXIS Slim 先進国株式、国内株式、新興国株式の組み合わせを楽天・全世界株式やオール・カントリー等と比較・評価
積立投資の成績(2018年1月~)は下の記事を参考にしてください。
・eMAXIS Slim 国内株式、先進国株式、新興国株式をつみたてNISAで毎月1万円ずつ積み立てたら今いくら?
こぼれ話(つみたてNISA)
つみたてNISAは長期(20年)の積立投資を前提としています。長期投資のメリットとして保有期間5年より20年のほうが運用成果のばらつきが少なくなる傾向にあるようです。
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません 出典:金融庁「つみたてNISA早わかりガイドブック」6P https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/tsumitate/guide/index.html |
毎月一定額でも積立を継続するなら、基準価額が下がっている時にはより多くの口数を購入することができます。
出典:金融庁「つみたてNISA早わかりガイドブック」 4ページより https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/tsumitate/guide/index.html |
・【投信ランキング】ニッセイ外国株式、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、楽天・全米株式ほか2019年8月SBI証券つみたてNISA人気ファンド比較1~5位
【楽天Kobo】図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!【電子書籍】[ 山崎元 ]
【Amazon】税金ゼロ”の資産運用革命 つみたてNISA、イデコで超効率投資【電子書籍】[ 田村正之 ]
ブログ村 投資信託
投資信託が話題のブログ
ブログ村 インデックス投資
インデックス投資が話題のブログ
ブログ村 米国株
米国株が話題のブログ
0 件のコメント:
コメントを投稿