ドイツが先進国株式に占める割合は?
ドイツ連邦統計庁によると、ドイツの2019年4~6月の実質国内総生産(GDP)は速報値で前期比0.1%減と3四半期ぶりのマイナス成長でした。・ドイツGDP、4~6月0.1%減 欧州景気に影(日本経済新聞)
米中貿易摩擦による自動車や機械の輸出減少、製造業への悪影響が原因と見られています。
先進国株式(MSCIコクサイ・インデックス)を対象にした『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』の2019年6月の月報を見ると、ドイツの組入比率は3.2%です。
<購入・換金手数料なし> ニッセイ外国株式インデックスファンド 2019年6月末月報より |
ドイツ経済は「欧州連合(EU)経済の2割超を占める」そうですが、先進国株式市場の時価総額比ではアメリカの存在感が圧倒的ですね。
『欧州株式指数ファンド』(ベンチマーク:ユーロ・ストックス50インデックス)では、ドイツの組入比率は25.9%です。
欧州株式指数ファンド 2019年7月末月報より |
ニッセイ外国株式ほか運用実績
下記のチャートは、『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』設定来(2013年12月10日~2019年8月14日)の基準価額の推移を欧州株式や米国株式(S&P500)のインデックスファンドと比較したものです。起点の基準価額を1万円に統一しています。
基準価額の推移 2013年12月10日~2019年8月14日 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
騰落率の比較は下の表の通りです(2019年8月14日現在)。
2019年8月14日現在 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
近年は米国株式が好調ですが割高感を懸念する声も根強いです。
ピクテ投信投資顧問は米国のアンダーウェイト(弱気)を継続する一方、フランスやスペインをけん引役に景気の先行きに改善が見られるとしてユーロ圏を逆にオーバーウェイト(強気)としています。
・ピクテ投信投資顧問「Barometer ~強気の投資家は要注意~」(PDF)
国際分散投資の観点からは、低コストな先進国株式インデックスファンドも依然として魅力的でしょうか。
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