ロボット関連企業に投資する『eMAXIS Neo ロボット』の特徴と成績を簡単にまとめてみました。
設定から1年が経過したので、運用実績を先進国株式インデックスファンドや米国株式インデックスファンドと比較してみました。
eMAXIS Neo ロボットほか特徴
『eMAXIS Neo ロボット』(三菱UFJ国際投信)は、「Kensho Robotics Index」(配当込み、円換算ベース)に連動した投資成果をめざします。同インデックスはAIを活用し、第4次産業革命の原動力となる技術群(テーマ)に沿う銘柄を選定する「Kenshoニューエコノミー指数」の一つです。
米国の金融商品取引所に上場している日本を含む世界各国のロボット関連企業に投資します。
工場の作業を自動で行うロボットを製作する企業だけでなく、手術用ロボットなどの開発を行う医療機器関連銘柄も投資対象としています。
テラダイン、ストライカー、ブルックス・オートメーションなど33銘柄を組み入れています。
投資信託を保有中の運用管理費用(年率)は税込0.7776%です。
eMAXIS Neo ロボット 2019年7月末月報より |
『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』(三菱UFJ国際投信)は、日本を除く先進国の株式市場を対象にした「MSCIコクサイ・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。
マイクロソフト、アップル、アマゾン・ドット・コムなど1,327銘柄を組み入れています。
運用管理費用(年率)は税込0.107892%です。
eMAXIS Slim/eMAXIS 先進国株式インデックス 2019年7月末月報より |
『楽天・全米株式インデックス・ファンド(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))』(楽天投信投資顧問)は、米国株式市場の投資可能な銘柄のほぼ100%をカバーした「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。
運用管理費用(年率)は税込0.1596%程度です。
「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」を通じてマイクロソフト、アップル、アマゾン・ドット・コムなど3,604銘柄を組み入れています。
楽天・全米株式インデックス・ファンド 2019年6月末現在(同年7月末月報より) |
今回、取り上げた投資信託は、為替変動リスクを軽減するための為替ヘッジを原則として行いません。
信託期間は、すべて無期限です。
eMAXIS Neo ロボットほか運用成績
下記のチャートは、『eMAXIS Neo ロボット』設定来(2018年8月6日~2019年8月14日)で基準価額の推移を比べたものです。比較しやすいよう起点の基準価額を1万円に統一しています。
基準価額の推移 2018年8月6日~2019年8月14日 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
騰落率の比較は下の表の通りです(2018年8月14日現在)。
2019年8月14日現在 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
『eMAXIS Neo ロボット』のようなテーマ型の投資信託は銘柄を絞り込んでいる分、良くも悪くも値動きが大きくなりがちな印象は受けるでしょうか。
ロボット関連のハイテク系銘柄は景気敏感株ということもあり、なおさら浮き沈みの激しい傾向にあるようです。
無理に背伸びをせずとも、低コストで多くの銘柄に分散可能な先進国株式インデックスファンドや米国株式インデックスファンドでも十分かもしれませんね。
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