・韓国への輸出管理強化「ホワイト国でなければ、何色?」(日経ビジネス)
世界の半導体供給網(サプライチェーン)への影響も懸念されている中、韓国が全世界株式や新興国株式のインデックスファンドに占める割合を確認してみました。
また全世界株式インデックスファンドと新興国株式インデックスファンドの運用実績も比較してみました。
韓国がインデックスファンドに占める割合は?
楽天は2019年4月末現在(同年5月末月報より) eMAXIS Slimは2019年6月末月報より |
・半導体の国際供給に影響も、対韓輸出規制 4日発動(日本経済新聞)
日本経済新聞の記事によれば韓国は「半導体メモリー市場で5~7割のシェアを持つ」そうですが、『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』の組入国・地域のうち韓国の占める比率は1.5%にとどまります(2019年4月末現在)。
株式市場の時価総額では新興国の占める比率は10%前後で、新興国全体が過小評価されているのではないかとの印象も受けるでしょうか。その一方で、過半数を占めるアメリカの存在感の大きさには改めて驚かされますね。
『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』の組入国・地域では韓国の占める比率は11.8%です(2019年6月末現在)。
意外かもしれませんが、世界の債券を対象にした「FTSE世界国債インデックス」や新興国の債券を対象にした「JPモルガン・ガバメント・ボンド・インデックス-エマージング・マーケッツ・グローバル・ディバーシファイド」といった指数に韓国は含まれていません。
楽天・全世界株式ほか運用実績
下のチャートは『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』設定来1年9ヵ月強(2017年9月29日~2019年7月11日)の基準価額の推移を新興国株式インデックスファンドと比べたものです。起点の基準価額を1万円に統一しています。
『SMT アジア新興国株式インデックス・オープン』の韓国の組入比率は16.4%と『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』(11.8%)より若干高めになっています。
基準価額の推移 2017年9月28日~2019年7月11日 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
騰落率の比較は下の表の通りです(2019年7月11日現在)。
2019年7月11日現在 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
新興国資産は、先進国に比べ投資環境が整備されておらず新興国特有のカントリーリスクもあり、浮き沈みが激しいです。
値動きについていけるか不安なら、個別のインデックスファンドではなく、新興国も含めてまとめて投資できる全世界株式インデックスファンドや債券を含むバランスファンドを利用する手もありますね。
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