先進国株式500億円超・8資産均等型290億円・米国株式(S&P500)230億円超 eMAXIS Slimシリーズ人気3ファンドの特徴と成績は?

2019年7月12日金曜日

8資産均等型 先進国株式 米国株式

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eMAXIS Slimシリーズ人気3ファンドを比較・評価・解説

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2019年7月12日現在、『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』の純資産総額は507.52億円に達しています。

「eMAXIS Slim」シリーズで次に純資産総額が大きいのは『eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)』で289.55億円、3番目は『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』で235.13億円となっています。

人気3ファンドの特徴や運用実績を簡単にまとめてみました。




eMAXIS Slim 先進国株式・米国株式・8資産均等型の特徴

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』は、日本を除く先進国の株式市場を対象にした「MSCIコクサイ・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

ベンチマークの指数は北米、欧州、アジア・オセアニア、中東の22か国の大型株と中型株で構成されています。

投資信託を保有中の運用管理費用(年率)は税抜0.0999%です。受益者還元型信託報酬により、純資産総額が500億円以上1,000億円未満の部分は税抜0.0949%に下がります。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 組入上位10業種(ソフトウェア・サービス、医薬品・バイオテクノ・ライフ、銀行、資本財、エネルギーほか)と組入上位10ヵ国・地域(アメリカ、イギリス、フランス、カナダ、スイスほか)
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
2019年6月末月報より

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』は、米国株式市場の時価総額のおよそ8割を占める大型株約500銘柄を対象とした「S&P500指数」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

運用管理費用(年率)は税抜0.1500%です。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 組入上位10業種(ソフトウェア・サービス、メディア・娯楽、医薬品・バイオテクノ・ライフ、小売、資本財ほか)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
2019年6月末月報より

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)』は、世界の株式、債券、REIT(不動産投資信託証券)に分散投資します。

運用管理費用(年率)は税抜0.1400%です。

8資産均等型
基本投資割合

今回、取り上げた投資信託は外貨建資産の為替ヘッジは原則として行いません。信託期間はすべて無期限です。


eMAXIS Slim 先進国株式・米国株式・8資産均等型の運用実績

下のチャートは、後発の『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』設定来1年強の期間(2018年7月3日~2019年7月12日)で基準価額の推移を比べたものです。

比較しやすいよう起点の基準価額を1万円に統一しています。貿易摩擦や景気減速懸念などにより株価の変動が激しくなっています。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の基準価額の推移(チャート)
基準価額の推移 2018年7月3日~2019年7月12日
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

騰落率の比較は下の表の通りです(2019年7月12日現在)。

2019年7月12日現在

債券を含むバランスファンドのほうが、やはり基準価額の値動きが穏やかですね。

基準価額の変動の度合いが大きい『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』や『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』を投資対象にするなら、預貯金等の安全資産を厚めに持っておきたいです。

近年は米国株式が好調ですが、地域分散や通貨分散を重視するなら先進国株式インデックスファンドが手堅い選択肢になるかもしれませんね。定番商品で競争が激しい分、運用管理費用も低廉です。




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