2019年1月から毎月1万円ずつ積立投資をしたら今いくらになっているのか評価額を確認してみました。
今回、取り上げるのは投資信託は、経済ニュースでもよく耳にする日経平均株価やダウ平均株価を対象にした『eMAXIS Slim 国内株式（日経平均）』と『eMAXIS NYダウインデックス』、日本を除く先進国の株式を対象にした『＜購入・換金手数料なし＞外国株式インデックスファンド』です。
すべて、つみたてNISA対象商品です。つみたてNISAは少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。
制度の詳細については金融庁のWEBサイトで解説されています。
インデックスファンドの特徴
『eMAXIS Slim 国内株式（日経平均）』は、東証第1部上場のうち代表的な225銘柄を対象にした「日経平均株価（日経225）」に連動する投資成果をめざします。投資信託を保有中の運用管理費用（年率）は税抜0.14％です。
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| 2019年6月末月報より |
『eMAXIS NYダウインデックス』は、米国を代表する優良30銘柄を対象とした「ダウ・ジョーンズ工業株価平均（NYダウ）」（円換算ベース）に連動する投資成果をめざします。
運用管理費用（年率）は税抜0.6％です。
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| 2019年6月末月報より |
『＜購入・換金手数料なし＞外国株式インデックスファンド』は、日本を除く先進国の株式市場を対象にした「MSCIコクサイ・インデックス」（円換算ベース）に連動する投資成果をめざします。
運用管理費用（年率）は税抜0.0999％です。
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| 2019年6月末月報より |
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| 2019年6月末月報より |
今回、取り上げた投資信託は外貨建資産の為替ヘッジは原則として行いません。信託期間はすべて無期限です。
インデックスファンドの積立投資の成績
毎月1日を積立の設定日にしています（約定日は国内資産は当日、海外資産は翌営業日）。1日が休日の場合は後ずれします。 |
| 端数は四捨五入しています 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
まとめ
2019年1月から毎月1万円ずつ積立投資を行った場合、7万円の投資額に対して2019年7月23日現在の評価額は以下の通りです。『eMAXIS Slim 国内株式（日経平均）』
72,288円（+3.27％）
『eMAXIS NYダウインデックス』
73,990円（+5.70％）
『＜購入・換金手数料なし＞外国株式インデックスファンド』
73,882円（+5.55％）
昨年、軟調だった株価は今年に入って反発しているので評価額の損益はすべてプラスになっています。
ただ、積立投資の場合、投資の果実を得るには株式市場が低迷しているときこそ積立を継続することが求められます。基準価額が下がっているときは、より多くの口数を購入できるチャンスでもあるからです。
相場が荒れ模様になっても慌てないように預貯金等の安全資産の確保も忘れないようにしたいです。
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| 出典：金融庁「つみたてNISA早わかりガイドブック」 4ページより http://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/assets/pdf/tsumitate_guidebook.pdf |
ちなみに外国株式の指数データを使った過去10年、15年の積立投資（毎月1万円）のシミュレーションでは下記のような結果になっています。
過去15年は世界的な金融危機であるリーマン・ショックを含みます。
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| 10年間 2009年7月末～2019年6月末 15年間 2004年7月末～2019年6月末 過去のデータは将来の成績を保証するものではありません |
10年間の積立投資（毎月1万円）の元本120万円に対して評価額は約230万円（+91.4％）、15年間の積立投資（毎月1万円）の元本180万円に対して評価額は約384万円（+113.2％）でした。
上記の試算は、大和証券投資信託委託の「iツール」のドルコスト平均法シミュレーションを利用しています。
過去のデータは将来の運用成績を保証するものではありません。シミュレーションの結果が良好なのはリーマン・ショック後の世界的な金融緩和の恩恵もあり過信は禁物です。
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・2019年1月からバランスファンドに毎月1万円ずつ積立投資をしたら今いくら？＜購入・換金手数料なし＞ニッセイ・インデックスバランスファンド（4資産均等型）、eMAXIS Slim バランス（8資産均等型）、世界経済インデックスファンド
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