2019年1月から先進国株式/米国株式インデックスファンドに毎月1万円ずつ積立投資をしたら今いくら?eMAXIS Slim 先進国株式、同 米国株式(S&P500)、楽天・全米株式 10年の積立投資の結果も試算

2019年7月24日水曜日

先進国株式 米国株式

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先進国・米国株式インデックスファンドに毎月1万円ずつ積立投資をしたら今いくらか評価額を確認

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※ 記事を更新しました(2019年7月24日)。

2019年1月から先進国株式や米国株式を対象にしたインデックスファンドに毎月1万円ずつ積立投資をしたら今いくらになっているのか確認してみました。

取り上げるのは『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』、『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』、『楽天・全米株式インデックス・ファンド』です。

すべて、つみたてNISA対象商品です。つみたてNISAは少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。

詳細については金融庁のWEBサイトで解説されています。


先進国株式インデックスファンドほか特徴

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』は、日本を除く先進国の株式市場を対象にした「MSCIコクサイ・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

運用管理費用(年率)は税込0.107892%です。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 組入上位10銘柄(マイクロソフト、アップル、アマゾン・ドット・コム、フェイスブック、ジョンソン・エンド・ジョンソンほか)
2019年6月末月報より

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 組入上位10業種(ソフトウェア・サービス、医薬品・バイオテクノ・ライフ、銀行、資本財、エネルギーほか)と組入上位10ヵ国・地域(アメリカ、イギリス、フランス、カナダ、スイス、ドイツほか)
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
2019年6月末月報より

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』は、米国株式市場の時価総額のおよそ8割を占める大型株約500銘柄を対象とした「S&P500指数」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

運用管理費用(年率)は税込0.162%です。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 組入上位10銘柄(マイクロソフト、アップル、アマゾン・ドット・コム、フェイスブック、バークシャー・ハサウェイほか)
2019年6月末月報より

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 組入上位10業種(ソフトウェア・サービス、メディア・娯楽、医薬品・バイオテクノ・ライフ、小売、資本財ほか)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
2019年6月末月報より

楽天・全米株式インデックス・ファンド』(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))は、米国株式市場の投資可能な銘柄のほぼ100%をカバーした「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

運用管理費用(年率)は税込0.1596%程度です。

楽天・全米株式インデックス・ファンド 組入上位10銘柄(マイクロソフト、アップル、アマゾン・ドット・コム、フェイスブック、バークシャー・ハサウェイほか)
2019年5月末現在(同年6月末月報より)

楽天・全米株式インデックス・ファンド 業種別構成比(テクノロジー、金融、消費者サービス、資本財、ヘルスケア)
楽天・全米株式インデックス・ファンド(VTI)
2019年5月末現在(同年6月末月報より)

今回、取り上げた投資信託は原則として為替ヘッジは行いません。信託期間はすべて無期限です。


先進国株式インデックスファンドほか成績

毎月1日を積立の設定日にしています(約定日は翌営業日)。1日が休日の場合は後ずれします。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、楽天・全米株式インデックス・ファンドの積立投資の成績
端数は四捨五入しています
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません


まとめ

2019年1月から毎月1万円ずつ積立投資を行った場合、7万円の投資額に対して2019年7月23日現在の評価額は以下の通りです。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
73,894円(+5.56%)

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
74,403円(+6.29%)

楽天・全米株式インデックス・ファンド
74,117円(+5.88%)

昨年、軟調だった株価は今年に入って反発しているので評価額の損益はすべてプラスです。

外国(先進国)株式の過去の指数データを使った10年、15年の積立投資の試算では以下のような結果でした。大和証券投資信託委託の「iツール」のドルコスト平均法シミュレーションを利用しています。

「外国株式」積立投資シミュレーション
過去のデータは将来の成績を保証するものではありません

毎月1万円の積立でも1年では12万円、10年では120万円の元本になります。2009年7月末から2019年6月末までの10年間の積立投資では、2019年6月末時点で120万円の元本に対して評価額は約230万円でした。

国際的な金融危機であるリーマン・ショックをはさんだ2004年7月末から2019年6月末までの15年間の積立投資では、2019年6月末時点で180万円の元本に対して評価額は約384万円でした。

毎月1万円の積立投資でも意外とあなどれないですよね。

シミュレーションの結果が良好なのはリーマン・ショック後の世界的な金融緩和の恩恵もあり過信は禁物ですが、運用益が非課税になるNISA(少額投資非課税制度)の創設などの追い風もあります。

せっかくのチャンスをいかして少額からでもチャレンジしてみると将来の可能性が広がるかもしれませんね。

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