米中貿易摩擦や景気減速への警戒感が再燃し、先行きの不透明感から株価が軟調です。
国内株式、先進国株式、新興国株式、それぞれのインデックスファンドをつみたてNISAのスタートした2018年1月から毎月1万円ずつ積み立てていたら今いくらになっているのか試算してみました。
2018年1月から直近までの基準価額の推移についても確認しています。
各インデックスファンドの特徴は？
『eMAXIS Slim 国内株式（TOPIX）』は、東京証券取引所第一部に上場されている全銘柄を対象にした「TOPIX（東証株価指数）」に連動する投資成果をめざします。投資信託を保有中の運用管理費用（年率）は税抜0.140％です。
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| eMAXIS Slim 国内株式（TOPIX） 2019年4月末月報より |
『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』は、日本を除く先進国の株式市場を対象にした「MSCIコクサイ・インデックス」（円換算ベース）に連動する投資成果をめざします。
運用管理費用（年率）は税抜0.109％です。
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| eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 2019年4月末月報より |
『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』は、新興国の株式市場を対象にした「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」（円換算ベース）に連動する投資成果をめざします。
運用管理費用（年率）は税抜0.189％です。
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| eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 2019年4月末月報より |
今回、取り上げた投資信託は原則として外貨建資産の為替ヘッジを行いません。信託期間はすべて無期限です。
積立投資の成績は？
毎月1日を積立日に設定しています（約定日は国内資産は当日、海外資産は翌営業日）。1日が休日の場合は後ずれします。 |
| 端数は四捨五入しています 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
貿易摩擦激化懸念などにより、直近の株価は調整を余儀なくされています。
・日興AM「米国が対中制裁関税引き上げを発動、中国は報復措置を発表」（PDF）
まとめ
2018年1月から始まったつみたてNISAで毎月1万円ずつ積立投資を行った場合、17万円の投資額に対して2019年5月16日現在の評価額は以下の通りです。『eMAXIS Slim 国内株式（TOPIX）』
157,011円（－7.64％）
『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』
173,543円（＋2.08％）
『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』
159,503円（－6.17％）
ちなみに2018年1月4日～2019年5月16日の基準価額の推移は下記の通りです。
比較しやすいよう起点の基準価額を1万円に統一しています。
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| 基準価額の推移 2018年1月4日～2019年5月16日 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
世界経済が持ち直していくのであれば、不調の国内株式や新興国株式が割安な可能性もあるでしょうか。逆に景気減速が避けられないのであれば、相対的に堅調に見える先進国株式が割高な可能性もあるかもしれませんね。
もっとも、積立投資では不況による株価の低迷も経験しないと購入単価が下がりませんから、無理のない範囲でコツコツと積立を継続していければと思います。
少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度であるつみたてNISAでは、2037年まで毎年40万円×20年の非課税投資枠が利用できます。
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| 出典：つみたてNISAの概要（金融庁）より https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/tsumitate/overview/index.html |
ゴールは、まだまだ先ですね。
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