『SMT MIRAIndex ロボ』先進国株式や米国株式(S&P500)を上回る好調な成績も今後は景気動向次第?

2019年4月24日水曜日

先進国株式 米国株式

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SMT MIRAIndex ロボの特徴や運用実績を先進国株式や米国株式と比較・評価・解説

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ロボット関連銘柄を対象にした『SMT MIRAIndex ロボ』(三井住友トラストAM)の特徴や運用実績を、幅広い銘柄に分散する『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』や『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』と比較してみました。

イノベーション(技術革新)をテーマにしたインデックスファンドの実力は?




SMT MIRAIndex ロボほか特徴

SMT MIRAIndex ロボ』は、「FactSet Global Robotics & Automation Index」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

同インデックスは世界のロボット関連銘柄のうち売上高や時価総額に加えて企業の収益性に着目した指数です。

SMT MIRAIndex ロボ 組入上位10銘柄
2019年3月末月報より

SMT MIRAIndex ロボ 組入上位10業種と組入上位10ヵ国
2019年3月末月報より

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』は、日本を除く主要先進国の株式市場を対象にした「MSCI コクサイ・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 組入上位10銘柄
2019年3月末月報より

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 組入上位10業種と組入上位10ヵ国・地域
2019年3月末月報より

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』は、米国株式市場の時価総額のおよそ8割を占める大型株約500銘柄を対象とした「S&P500指数」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 組入上位10銘柄
2019年3月末月報より

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 組入上位10業種
2019年3月末月報より

今回、取り上げた投資信託は原則として為替ヘッジを行いません。信託期間は、すべて無期限です。


SMT MIRAIndex ロボほか費用

SMT MIRAIndex ロボ、eMAXIS Slim 先進国株式インデックス、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の費用

購入時手数料は上限の数字で販売会社によって異なり、ネット証券などでは無料の場合もあります。

2019年4月24日現在、『SMT MIRAIndex ロボ』の販売会社はSBI証券、岡三オンライン証券、カブドットコム証券、立花証券、松井証券マネックス証券楽天証券です(リンク先から証券会社の資料請求ができます)。



SMT MIRAIndex ロボほか運用実績

下のグラフは基準価額の推移を『SMT MIRAIndex ロボ』設定来6ヵ月強(2018年10月19日~2019年4月24日)で比べたものです。

比較しやすいよう起点の基準価額を1万円に統一しています。

SMT MIRAIndex ロボ、eMAXIS Slim 先進国株式インデックス、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の基準価額の推移
基準価額の推移 2018年10月19日~2019年4月24日
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

騰落率の比較は下の表の通りです(2019年4月24日現在)。

SMT MIRAIndex ロボ、eMAXIS Slim 先進国株式インデックス、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の騰落率
2019年4月24日現在
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

ハイテク株中心のインデックスファンドと『楽天・全米株式インデックス・ファンド』の比較は下の記事を参考にしてください。

『楽天・全米株式インデックス・ファンド』ハイテク株中心のiFreeNEXT FANG+/NASDAQ100、 SMT MIRAIndex ロボと実績比較


まとめ

ロボット関連銘柄を対象にした『SMT MIRAIndex ロボ』の設定来の運用実績は、『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』や『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』を上回るなど好調です。

景気敏感株の比率が高いので、幅広い銘柄を組み入れた先進国株式や米国株式のインデックスファンドに比べ景気動向の影響をより強く受ける傾向にあるようです。直近は米中貿易摩擦の休戦や年後半から来年にかけての景気回復への期待感が追い風になっているのでしょうね。

世界的にIoT(モノのインターネット化)やAI(人工知能)、5G(第5世代移動体通信)、ロボットなどへの投資が盛り上がれば、『SMT MIRAIndex ロボ』も恩恵に浴するものと思われます。

ただし、下落局面からの反発が急激だったので、貿易摩擦が再び激化したり、景気減速懸念が強まったりすると急反落もあり得そうで心配な面もあるでしょうか。

資産運用の原則通り分散投資を基本にしつつプラスアルファを考えているなら、面白い選択肢なのは確かかもしれませんね。




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