世界経済の減速懸念などから株価の下落が続いていますが、国内株式、先進国株式、米国株式、全世界株式、それぞれを対象にしたインデックスファンドの直近の運用実績を確認してみました。
参考までに8資産均等型バランスファンドとも比べてみました。
インデックスファンドの基準価額の推移
下のグラフは過去およそ3ヵ月(2018年9月21日~同年12月21日)の基準価額の推移です。起点の基準価額を1万円に統一しています。
基準価額の推移 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
先に大幅に下落していた新興国株式インデックスファンドが、そのほかの株式を対象にしたインデックスファンドより下げ渋っているのが見て取れますね。
債券を含むバランスファンドはやはり株式を対象にしたインデックスファンドより下落幅が控えめです。
インデックスファンドの騰落率
過去1ヵ月(2018年11月22日~同年12月21日)、過去3ヵ月(2018年9月25日~同年12月21日)、過去1年(2017年12月22日~2018年12月21日)の騰落率は下の表の通りです。2018年12月21日現在 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
運用実績はどれもマイナスに沈んでいます。最近まで一人勝ちと見られていた米国株式も大幅な下落を余儀なくされています。
過去1ヵ月、過去3ヵ月の騰落率では、新興国株式は、国内株式や先進国株式、米国株式よりもマイナス幅が小さくなっています。
参考記事
・債券インデックスファンドは株安の救世主になれる?国内・先進国・新興国債券をeMAXIS Slim 先進国株式と比較
まとめ
米銀の調査では投資家は株式市場を見限って債券市場に押し寄せているそうです。・債券ファンドに資金流入=バンカメメリル調査(ロイター)
株式市場から資金が流出する中、新興国株式だけは例外となっていて資金が流入しているようです。
少し前の株式市場では新興国が崩れ、米国以外の先進国もさえず、米国の一人勝ちと思われていたのに目まぐるしく状況は変わるものですね。
先に下落していた新興国株式が持ち直しつつあるのであれば、それ以外の地域の株式も行き過ぎた悲観がやわらげば回復するでしょうか。
あるいは底割れもあり得るのか、先が読めないなら、最初から全世界株式やバランスファンドで分散しておくのも一案かもしれませんね。
新興国株式が底堅そうだと慌てて投資しても高値づかみになる恐れもありますよね。
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