米国の利上げで株価が暴落する？リーマンショック時の株式インデックス投信の下落率

現状はまだ利上げの初期段階

米国の利上げ観測をめぐり株式市場が荒れ模様で、為替相場も乱高下しています。

確かに理論的には利上げされると景気にブレーキがかかり株式相場も下落しますが、まだ利上げの初期の段階で大騒ぎしすぎではという見方もあるようです。

とはいえ先行きがわからないと不安ですし、過去の暴落時にどれくらい投資信託が値下がりしたのか、あらかじめ心構えをしておくのは悪いことじゃないですよね。

リーマンショック当時に先進国株式、日本株式、それぞれのインデックスファンドがどれくらい下落していたのか再確認してみました。

リーマンショックで株式インデックス投信はどれくらい下落した？

「SMT グローバル株式インデックス・オープン」と「SMT TOPIXインデックス・オープン」はともに2008年1月9日設定です。

下の表は、それぞれの2008年の投資信託の基準価額最高値とリーマンショック後の最安値と騰落率、最安値後にそれまでの最高値を更新した日時をまとめたものです。

ちなみにアメリカの投資銀行リーマン・ブラザーズが破たんしたのは2008年9月15日です。

2016年9月16日現在

表の右端は、その後の最高値と現在値の騰落率を示しています。

この表だけ見てると、まだあと30～40%くらい下落しそう？　というのは冗談ですが、下落した分を取り戻そうと投資に前のめりになりすぎるのは危険かもしれませんね。



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