「SBI資産設計オープン(資産成長型)」(愛称:スゴ6)と「<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)」をそれぞれ毎月、月初に積み立てた場合の2016年の通算成績をまとめてみました。
どちらも日本を含む先進国中心に複数の資産に分散投資ができるバランスファンドです。厳密に言うと、外国債券に新興国であるメキシコやポーランド、南アフリカの国債がわずかに入っています。
バランスファンドの資産配分
「SBI資産設計オープン(資産成長型)」の先進国を中心に国内外の株式、債券、REIT(不動産投資信託証券)に分散投資します。株式40%:債券40%:REIT20%です。
投資信託を保有している間、継続的にかかる費用(信託報酬)は年率0.68%(税抜)です。解約時の手数料(信託財産留保額)は0.15%です。
「<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)」は先進国を中心に国内外の株式と債券に分散投資します。株式50%:債券50%です。
信託報酬は2017年11月21日に年率0.34%(税抜)から年率0.219%(税抜)に引き下げられました。信託財産留保額はありません。
バランスファンドの損益
NISA(少額投資非課税制度)の枠が年間120万円なので毎月10万円ずつ積み立てた(その月の最初の営業日に約定した)と仮定して、2016年12月30日の基準価額をもとに損益を計算しています。過去の実績は将来の運用成績を保証するものではありません |
まとめ
毎月、月初に10万円ずつ積み立てたとしたら2016年の通算成績は、「SBI資産設計オープン(資産成長型)」は120万円の投資額に対して74,660円の黒字(損益率+6.22%)です。「<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)」の場合は、81,010円の黒字(損益率+6.75%)です。
前回の記事で取り上げた「世界経済インデックスファンド」の成績は、94,395円の黒字(損益率+7.87%)でした。「eMAXIS バランス(8資産均等型)」の場合は、81,586円の黒字(損益率+6.8%)でした。
2016年のバランスファンド積立投資の通算成績は良かったほうから、
「世界経済インデックスファンド」(損益率+7.87%)
「eMAXIS バランス(8資産均等型)」(損益率+6.8%)
「<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)」(損益率+6.75%)
「SBI資産設計オープン(資産成長型)」(損益率+6.22%)
という順でした。
2016年の積立投資では年末にそれまで落ち込んでいた相場が急回復して円安に振れたこともあってか、外貨建比率や新興国資産の比率が高く基準価額の変動が大きかったファンドほど逆に好成績になっているようですね。先は読めないものですね。
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