FBI長官「クリントン候補の私用メール問題は訴追しない」 |
トランプリスクが後退
米大統領選の民主党クリントン候補の私用メール問題を再捜査していたFBI(連邦捜査局)の長官がクリントン氏を訴追しないと明らかにしたことから為替相場が円安に動き日経平均株価も1万7000円台を回復しました。共和党候補のトランプ氏が大統領になると政治や経済が混乱するのではというトランプリスクを金融市場が警戒していたのがクリントン氏に追い風が吹いて不安心理が弱まったということみたいですね。
日本株投信の値動き
日本株を対象にした投資信託が先々週末から先週末にかけて基準価額がどれくらい値下がりして、今日、どれくらい戻したのか調べてみました。期間が短いのであくまで参考値ですけれども。対象は「ニッセイ日経225インデックスファンド」、「<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド」、「SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン」、「ひふみプラス」、「SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(年2回決算型)」の5つのファンドです。
どのファンドもさすがに先々週末から下がった分を完全に取り戻すところまではいっていないようです。欧米市場の反応待ちもあるでしょうし、まだアメリカの大統領選挙が終わったわけでもないですからね。
イギリスのEU離脱投票のような「まさか」はないと思いたいですが、クリントン氏とトランプ氏どらちが大統領になってもアメリカのグローバル企業にとって不利なドル高を容認しないだろうから円安は限定的とみる向きもあるようですね。
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