

主だったインデックスファンドの2023年7月末現在の成績を確認してみました。
最後の段落で「物価上昇による「お金の価値の目減り」に対処する方法は?」という三井住友DSアセットマネジメントの記事を紹介しています。
全世界株式、先進国株式、米国株式、国内株式、新興国株式の成績
インデックスファンドの基準価額の推移(チャート)
下のチャートは過去1年間の基準価額の推移(2022年7月~2023年7月/月末ベース)です。起点の基準価額を1万円に統一しています。
インデックスファンドの騰落率
下のグラフは7月の騰落率(前月末比)と過去1年の騰落率(前年同月末比)です(2023年7月31日現在)。私自身は先進国株式と米国株式のインデックスファンドを中心に投資しています。
7月31日時点のNISA・iDeCo・特定口座の評価額は、先月末(6月30日)に比べ0.5%のマイナスでした。リバランスのために利確した分も含めると2.1%のプラス?(計算間違いか記録ミスの可能性もあるかな)。
非課税口座で積立を続ける一方で、リバランスのために5月くらいから特定口座のリスク資産を少しずつ売却してます。
一度にまとまった金額を動かすのが怖いので、ちょっとずつ実行してますが、本来は半年か年に一回くらい、あるいはリスク資産と無リスク資産の比率が想定より5~10%程度ズレたときにリバランスするのが定石でしょうか。
インデックス投資をする際にはNISAやiDeCoといった非課税制度を活用したいです。
NISAのしくみは金融庁の「NISA特設ウェブサイト」にまとめられています。2024年以降の新しいNISA制度の概要はこちら。
iDeCoについては、国民年金基金連合会の「イデコ公式サイト」が参考になります。かんたん税制優遇シミュレーションでiDeCoに加入した場合の税負担の軽減額を確認できます。
長期運用なら景気悪化も株価下落も、いつかは起きるもの
・投資環境見通し(2023年8月号)〜狭き道が普通の道に。そして大通りへ?〜 (PDF/大和アセットマネジメント)下記は大和アセットマネジメントによる今後1年程度の経済と株式の見通しだそうですが、先の予測が当たるかはわかりませんし、悲観されているときほど投資のチャンスという見方もあるかもしれませんね。
【米国】年末年始の浅い景気後退予想を維持、景気後退回避の可能性も現実味を帯びつつある。/インフレ沈静化への期待が上昇、製造業の業績動向を注視。
【ユーロ圏】製造業の顕著なマイナスとサービス業の若干のプラスとで、ゼロ近傍の成長が継続。/製造業中心に景況感悪化が目立ち、先進国株内では慎重スタンスを推奨。
【日本】非製造業中心に回復継続だが、需要減などから内外需ともややモメンタム鈍化/上昇に一服感も、賃上げや東証要請など独自カタリストは健在。
【中国】7月政治局会議で景気対策への期待が幾分高まったが、具体策待ちの状況。/米中関係の改善、景気対策強化への期待はあるが、状況は流動的で、様子見が必要。
インデックスファンドを通じて幅広い国や銘柄に分散しているなら景気は循環するものですし、預貯金等の安全資産をしっかり確保しながら気長に運用を続けたいです。
物価上昇によるお金の価値の目減りを防ぐ 資産運用ではリスクの取りすぎにも注意
・【Vol.172】物価上昇による「お金の価値の目減り」に対処する方法は?(三井住友DSアセットマネジメント)下の図表は物価上昇に対処するために必要な金融資産における「運用資産の割合」と「必要な利回り」を簡単にまとめたものです。ここでは1,000万円の金融資産を一例として考えています。
全世界株式(MSCI ACWI)の過去35年強(1987年12月末~2023年6月末)の年間平均リターンは8.5%程度で、大規模な金融緩和から引き締めに転じた今後はリターンの低下もささやかれています。
インフレが落ち着くかは未知数ですし物価上昇対策も重要ですが、自分自身の身の丈に合わないリスクの取りすぎには注意したいところですよね。
コロナショックでは全世界株式インデックスファンドの基準価額は一時的に30%を超える下落でした。
預貯金と違って株や投資信託などリスク資産の運用は毎年一定のリターンが約束されているわけではなくマイナスに終わる年も普通にありますし、資産運用には生活防衛資金の備えも大事ですよね。
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