iDeCo(個人型確定拠出年金)とつみたてNISAの評価額および損益を簡単にまとめてみました。
また保有している『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』・『同 先進国株式インデックス』・『同 新興国株式インデックス』の運用実績を全世界株式インデックスファンドやバランスファンド(8資産均等型)も交えて確認しています。
iDeCo・つみたてNISAの評価額と損益
前週末比は米国株式インデックスファンド+2.65%、先進国株式インデックスファンド+2.36%、新興国株式インデックスファンド+2.01%です(参照「円安で安全資産の置き場所に悩む」)。
その結果、前週末比の評価額はiDeCoが+85,332円、つみたてNISAは+51,988円でした。
円安傾向で世界的に利上げ(債券安)が見込まれている状況だと安全資産の置き場所に悩みますね。
米国株式・先進国株式・全世界株式等の実績
米国株式・先進国株式・全世界株式等のチャートと騰落率
下のチャートは後発の『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』設定来3年弱の期間(2018年10月31日~2021年10月22日)で基準価額の推移を比べたものです。起点の基準価額を1万円に統一しています。
各投信の騰落率は下の表の通りです(2021年10月22日現在)。
コロナショック時の下落率は2020年2月の天井から同年3月の底までの数字(※)、設定来の騰落率は3年弱の数字です。※2020年2月21日(新興国株式は同20日)~同年3月24日(バランスは~同19日)
中国経済の停滞と全世界株式インデックスファンド
・中国経済は大丈夫なのか(三井住友DSアセットマネジメント)●中国7-9月期実質GDP成長率は前年同期比+4.9%に減速、経済停滞が確認される結果に。
●ただ当局は消費が緩やかな持ち直し局面に入り不動産投資の減少も管理可能な範囲内と判断。
●電力問題も一時的で成長は来年持ち直しへ、株式市場はこの展開を織り込み混乱回避を予想。
中国経済の停滞は日本を含む周辺国に少なからぬ影響を及ぼしそうですね。政府による規制強化や人口減少・高齢化により、中長期的に中国経済の先行きを危ぶむ声も聞かれます。
・人口から今後の中国経済を考える(PDF/アセットマネジメントOne)
労働生産年齢人口(15~64歳)の減少はすでに始まっています。
・中国:すぐそこに迫る人口減少、遅すぎた産児制限の緩和(大和総研)
ちなみに全世界株式(MSCI ACWI)の国別構成比で中国の占める比率は4%強です(2021年9月末現在)。
・中国の規制と成長戦略~最近の規制は、持続的な経済成長を目指すための政策実行手段~(日興アセットマネジメント)
産業の強化や国民所得の底上げによって盛り返し今後も発展し続けるのか将来は未知数ですが、隆盛する国の比率は次第に増え、衰退する国の比率は漸減し、自ずと調整されるのは全世界株式インデックスファンドのメリットの一つでしょうね。
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