過去30年強の世界株・先進国株・新興国株の年間平均リターン/ iDeCo・つみたてNISAの評価額と米国株(S&P500)、オール・カントリーなどの運用実績

2021年9月12日日曜日

iDeCo・つみたてNISA運用実績

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iDeCo(個人型確定拠出年金)とつみたてNISAの評価額および損益を確認しています。

また保有している『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』・『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』・『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』の運用実績を全世界株式インデックスファンドやバランスファンド(8資産均等型)も交えて確認しています。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

8資産均等型

最後の段落で、過去30年強の全世界株式・先進国株式・新興国株式の年間平均リターンを紹介しています。


iDeCo・つみたてNISAの評価額と損益

iDeCo・つみたてNISAの成績

【確定拠出年金(iDeCo)専用】SBI証券 

前週末比は米国株式インデックスファンド-1.09%、先進国株式インデックスファンド-1.30%、新興国株式インデックスファンド-0.97%でした(参照「国内株、先進国株、新興国株のリスク・リターン特性」)。

その結果、前週末比の評価額iDeCo-36,304円つみたてNISA-27,578円でした。


米国株式・先進国株式・全世界株式等の実績(チャートと騰落率)

下のチャートは過去2年間の基準価額の推移(2019年9月11日~2021年9月10日)を比べたものです。

起点の基準価額を1万円に統一しています。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、eMAXIS Slim 先進国株式インデックス、eMAXIS Slim 新興国株式インデックス、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の基準価額の推移(チャート)

各投信の騰落率は下の表の通りです(2021年9月10日現在)。

コロナ・ショック時の下落率は2020年2月の天井から同年3月の底までの数字(※)です。※2020年2月21日(新興国株式は同20日)~同年3月24日(バランスは~同19日)

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、eMAXIS Slim 先進国株式インデックス、eMAXIS Slim 新興国株式インデックス、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の騰落率

マーケットビュー Vol.60 -株式・債券・為替市場の見通し-(PDF/岡三AM)

「米国株式」足元でS&P500の景気サイクル調整後のPERは30倍を超え、四半期の増益率も4-6月期をピークに減速すると予想されています。<中略>しかし、株式市場は景気拡⼤が続き、企業収益が伸びている間は⼤きく調整することはないと考えます。

「欧州株式」一旦成⻑率がピークをつけても、それはコロナ後の⻑い拡⼤局面の最初のリバウンドが終わったことを⽰すだけで、今後もアフターコロナの正常化に向けて息の⻑い景気拡⼤が続くと予想しています。

「アジア株式」経済統制は⻑期的には中国の経済成⻑率や株式投資の収益率を押し下げる要因になると考えています。一⽅、IT企業などへの締め付けによって経済の活⼒が失われては元も⼦もないという議論も市場に広がってきました。

新型コロナウイルスの変異株の流行や金融政策の正常化に伴う混乱も懸念されていますが、将来の世界経済の拡大を見据えて粘り強く積立や運用を続けていきたいですね。



過去30年強の世界株・先進国株・新興国株の年間平均リターン

MSCI ACWI Index (JPY)」(PDF)の2021年8月31日時点のデータによれば、全世界株式(MSCI ACWI)・先進国株式(MSCI World)・新興国株式(MSCI Emerging Markets)のリターン(税引前配当再投資)は下記の通りです。

全世界株式・先進国株式・新興国株式のリターン

1987年12月31日から2021年8月31日までの33年8ヵ月間の年間平均リターン全世界株式(MSCI ACWI)8.26%先進国株式(MSCI World)8.37%新興国株式(MSCI Emerging Markets)10.45%となっています。

年ごとの成績はバラツキが大きい

年間成績

資産運用には好不調の波がつきものと言われますが、年ごとの成績は年間平均リターンから想像するイメージよりはるかにバラツキが大きくて驚かされます。

全世界株式(MSCI ACWI)の過去5年の成績だけを見ても2016年 5.18%2017年 20.37%2018年 -11.30%2019年 26.09%2020年 10.99%年ごとに大きく変動しています。

最近はコロナ禍の大規模な金融緩和によるバブルも心配されています。2008年のリーマン・ショック時には全世界株式(MSCI ACWI)は-52.81%と大幅なマイナスになっています。

世界の株価は長い目で見れば強気相場と弱気相場を繰り返しながら成長してきましたが、ブレの大きさを考えると余力を残しておくことも大事ですよね。

危機乗り越える世界株投資 夫婦で4000万円目指す(日本経済新聞)

ちなみにリーマン・ショックの際に株価が回復するまで全世界株式の積立投資を継続していた場合(2008年8月末~2013年2月)、日本経済新聞によると4割ほどの利益が出ていたそうです。

リーマン・ショック後の積立投資の成績


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