iDeCo(個人型確定拠出年金)とつみたてNISAの評価額および損益を簡単にまとめてみました。
また保有している『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』・『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』・『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』の運用実績を全世界株式インデックスファンドやバランスファンド(8資産均等型)も交えて確認しています。
記事の最後で先進国株式、新興国株式、全世界株式、8資産均等型のリーマン・ショックを含む期間の年間リターン(最大上昇時・平均値・最大下落時)についても紹介しています。
iDeCo・つみたてNISAの評価額と損益
前週末比は米国株式インデックスファンド-1.56%、先進国株式インデックスファンド-1.22%、新興国株式インデックスファンド-0.70%でした(参照「米長期金利の上昇で新興国資産への逆風は続くか?」)。
その結果、前週末比の評価額はiDeCoが-44,194円、つみたてNISAは-21,406円でした。
米国株式・先進国株式・新興国株式等の実績(チャートと騰落率)
下のチャートは過去2年間の基準価額の推移(2019年4月24日~2021年4月23日)を比べたものです。起点の基準価額を1万円に統一しています。
各投信の騰落率は下の表の通りです(2021年4月23日現在)。
コロナ・ショック時の調整局面の下落率は2020年2月の天井から同年3月の底までの数字(※)です。※2020年2月21日(新興国株式は同20日)~同年3月24日(バランスは~同19日)
リーマン・ショックを含む期間の年間リターン
下のグラフは先進国株式、新興国株式、全世界株式、8資産均等型に準拠したポートフォリオの年間リターン(最大上昇時・平均値・最大下落時)を示しています(野村AM「投信アシスト」より)。参考までに先進国REITも加えています。世界的な金融危機だったリーマン・ショックを含む2003年3月31日から2021年3月31日までの任意の連続1年間で騰落率のうち最大の騰落率を「最大上昇時」、同じく最小の騰落率を「最大下落時」としています。○は年間リターンの平均値です。
先進国株式に比べ、新興国株式は価格変動の度合いがやはり大きいですね。
現状では全世界株式の構成比の80%が先進国株式なので両者の年間リターンの平均値はほぼ同水準ですが、将来、新興国が伸びれば変わってくる可能性はありますね。
8資産均等型に準拠したポートフォリオの最大下落時の数字は意外と大きめですね。新興国の比率が高めなことやREITを含むことも理由でしょうか。
資産全体の値動きを抑えるには預貯金や個人向け国債などの安全資産をしっかり持ったほうがいいのでしょうね。
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