楽天・全世界株式や楽天・インデックス・バランスと比較・評価『たわらノーロード バランス(積極型・標準型・堅実型)』

2019年10月17日木曜日

バランス 全世界株式

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『たわらノーロード バランス(積極型・標準型・堅実型)』楽天・全世界株式や楽天・インデックス・バランスと比較・評価/

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たわらノーロード バランス(積極型)』・『同(標準型)』・『同(堅実型)』の特徴と運用実績を競合するインデックスファンドと比較しながら簡単にまとめてみました。

比較の対象は『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』、『楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)』・『同(均等型)』・『同(債券重視型)』です。

今回、取り上げた投資信託は、すべてつみたてNISA対象商品です。


たわらノーロード バランス(積極型・標準型・堅実型)ほか特徴

たわらノーロード バランス(積極型)』(AMOne)・『同(標準型)』(AMOne)・『同(堅実型)』(AMOne)は、世界の株式、債券、REIT(不動産投資信託証券)に分散投資します。

積極型は株式55%債券20%REIT25%です。

標準型は株式35%債券50%REIT15%です。

堅実型は株式17%債券80%REIT3%です。

外貨建資産の一部は、対円で為替ヘッジを行います。現在は世界的に低金利ですが、海外の金利が上昇する場面などではヘッジコスト負担の増加も見込まれます。

「為替ヘッジあり」投信、コスト上昇に要注意(日経QUICK資産運用研究所)

投資信託を保有中の運用管理費用(年率)は税込0.242%程度です。

『たわらノーロード バランス(積極型)』・『同(標準型)』・『同(堅実型)』基本配分比率
出典:2019年7月13日付交付目論見書2Pより

楽天・全世界株式インデックス・ファンド』(楽天投信)は、日本を含む全世界の株式市場を対象にした「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」(円換算ベース・為替ヘッジなし)に連動する投資成果をめざします。

ベンチマークの指数は先進国や新興国市場を含む49ヵ国の大型株から小型株まで幅広くカバーしています。

後述の『楽天・インデックス・バランス・ファンド』の株式部分と同じく「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」(VT)を実質的な投資対象にしています。

運用管理費用(年率)は税込0.222%程度です。

楽天・全世界株式インデックス・ファンド 地域別構成比
2019年8月末現在

楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)』(楽天投信)・『同(均等型)』(楽天投信)・『同(債券重視型)』(楽天投信)は、世界の株式と債券に分散投資します。

株式部分は、大型株から小型株までカバーした「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」を実質的な投資対象にしています。

債券部分は、国債に加え、政府関連債、社債、資産担保証券で構成された「バンガード・グローバル・ボンド・インデックス・ファンド」を実質的な投資対象にしています。

債券への投資は為替ヘッジを行い為替リスクの低減をめざします。

運用管理費用(年率)は株式重視型が税込0.240%程度、均等型が税込0.252%程度、債券重視型が税込0.264%程度です。

楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)(均等型)(債券重視型)基本配分
基本配分

今回、取り上げた投資信託の信託期間は無期限です。購入時手数料や解約時の信託財産留保額はありません。


たわらノーロード バランス(積極型・標準型・堅実型)ほか成績

下のチャートは、『たわらノーロード バランス(積極型)』・『同(標準型)』・『同(堅実型)』設定来2年弱(2017年11月8日~2019年10月17日)の基準価額の推移を『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』と比べたものです。

たわらノーロード バランス(積極型・標準型・堅実型)と楽天・全世界株式インデックス・ファンドの基準価額の推移(チャート)
基準価額の推移 2017年11月8日~2019年10月17日
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

下のチャートは、『たわらノーロード バランス(積極型)』・『同(標準型)』・『同(堅実型)』の過去1年間(2018年10月18日~2019年10月17日)の基準価額の推移を『楽天・インデックス・バランス・ファンド』3種と比較したものです。

たわらノーロード バランス(積極型・標準型・堅実型)と楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型・均等型・債券重視型)の基準価額の推移(チャート)
基準価額の推移 2018年10月18日~2019年10月17日
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

騰落率の比較は下の表の通りです(2019年10月17日現在)。

たわらノーロード バランス(積極型・標準型・堅実型)、楽天・全世界株式インデックス・ファンド、楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型・均等型・債券重視型)の騰落率
2019年10月17日現在
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

米中貿易摩擦や景気後退懸念などにより、株式市場は不安定になっています。

上記の期間では『たわらノーロード バランス(積極型)』・『同(標準型)』・『同(堅実型)』は、競合するインデックスファンドを上回る成績になっています。

REITが好調なことも追い風になったのでしょうね。

世界経済の先行きが不透明な現在、低コストで幅広い資産に分散投資のできる『たわらノーロード バランス(積極型)』・『同(標準型)』・『同(堅実型)』は、なかなか魅力的な選択肢かもしれませんね。




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