『次世代通信関連 世界株式戦略ファンド』(THE 5G)の実績をニッセイ外国株式、iFree NYダウ/S&P500、楽天・全米株式と比較 有望分野に集中投資した結果は?

2019年3月5日火曜日

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『次世代通信関連 世界株式戦略ファンド』(THE 5G)の実績を先進国株式や米国株式と比較・評価・解説

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次世代通信関連 世界株式戦略ファンド』(愛称:THE 5G)の特徴と運用実績を先進国株式や米国株式を対象にしたインデックスファンドと比較してみました。

比較の対象は『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』、『iFree NYダウ・インデックス』、『iFree S&P500インデックス』、『楽天・全米株式インデックス・ファンド』です。




THE 5Gほか特徴

次世代通信関連 世界株式戦略ファンド』(愛称:THE 5G)は日本を含む世界の次世代通信関連企業の株式に投資します。投資銘柄はファンダメンタルズ分析を通じて成長性や株価の割安度を検証したうえで選定します。

信託期間は2028年1月7日までです。

次世代通信関連 世界株式戦略ファンド 組入上位5業種と組入上位10銘柄
2019年1月末月報より

次世代通信関連 世界株式戦略ファンド 国・地域別構成比
2019年1月末月報より

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』は、日本を除く先進国の株式市場を対象にした「MSCIコクサイ・インデックス」(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

2019年1月末月報より

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 国・地域別構成比
2019年1月末月報より

iFree NYダウ・インデックス』は、米国を代表する主要30銘柄を対象とした「ダウ・ジョーンズ工業株価平均(NYダウ)」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

2019年2月末月報より

iFree S&P500インデックス』は、米国株式市場の時価総額のおよそ8割を占める大型株約500銘柄を対象とした「S&P500指数」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

iFree S&P500インデックス 業種別構成比と組入上位10銘柄
2019年2月末現在

楽天・全米株式インデックス・ファンド』(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))は、米国株式市場の投資可能な銘柄のほぼ100%をカバーした「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

楽天・全米株式インデックス・ファンド 業種別構成比と組入上位10銘柄
2018年12月末現在(2019年1月末月報より)

今回、取り上げた投資信託は原則として為替ヘッジを行いません。信託期間は、『次世代通信関連 世界株式戦略ファンド』を除き、無期限です。


THE 5Gほか費用

次世代通信関連 世界株式戦略ファンド、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド、iFree NYダウ・インデックス、iFree S&P500インデックス、楽天・全米株式インデックス・ファンドの費用

『次世代通信関連 世界株式戦略ファンド』の購入時手数料は上限の数字です。ネット証券大手のSBI証券や楽天証券でもノーロードではなく手数料がかかります。


THE 5Gほか運用実績

下のグラフは、『次世代通信関連 世界株式戦略ファンド』設定来(2017年12月15日~2019年3月4日)で基準価額の推移を比べたものです。

比較しやすいよう起点の基準価額を1万円に統一しています。

次世代通信関連 世界株式戦略ファンド、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド、iFree NYダウ・インデックス、iFree S&P500インデックス、楽天・全米株式インデックス・ファンドの基準価額の推移
基準価額の推移
2017年12月15日~2019年3月4日
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

騰落率の比較は下の表の通りです(2019年3月4日現在)。

次世代通信関連 世界株式戦略ファンド、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド、iFree NYダウ・インデックス、iFree S&P500インデックス、楽天・全米株式インデックス・ファンドの騰落率
2019年3月4日現在
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

世界経済の減速懸念から軟調だった株式市場は反発しています。


まとめ

次世代通信関連 世界株式戦略ファンド』(愛称:THE 5G)は自動運転や遠隔医療、農業の自動化などにも関わる次世代通信関連銘柄を投資対象としています

低コストなインデックスファンドに慣れていると、高コストかつ信託期間が2028年1月7日までと有限であったり、敷居の高さも感じます。

直近の調整局面では落ち込んでいた基準価額が大きく反発していて、有望な銘柄を安値で拾うチャンスを待っていた人も多かったのかもしれませんね。

相場が軟調な時こそ積極的な買いに迎える人ならアクティブファンドも有効に活用できるでしょうか。

タイミングを見て投資するのが難しいと感じるなら、次善の策として銘柄の分散されたインデックスファンドをコツコツと積み立てていくという選択肢もあります。

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