※ 記事を更新しました(2019年3月24日)。
『世界経済インデックスファンド』の運用実績やリターン・リスク特性を、先進国株式と国内債券のインデックスファンドを半分ずつという組み合わせと比較してみました。
比較する対象は『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』と『<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド』の組み合わせです。
世界経済インデックスファンドほか特徴
『世界経済インデックスファンド』は世界の株式と債券に分散投資します。基本組入比率は、地域別(日本、先進国、新興国)のGDP(国内総生産)総額の比率を参考に決定します。年1回、地域別構成比の見直しを行います。
2018年8月末現在 |
先進国株式と国内債券のインデックスファンドを半分ずつ組み合わせた場合の資産配分は下記の通りです。
資産別構成比 |
今回、取り上げる投資信託は外貨建資産の為替ヘッジを原則として行いません。信託期間は、すべて無期限です。
世界経済インデックスファンドほか運用実績
過去およそ3年間(2016年3月22日~2019年3月22日)の基準価額の推移は下のグラフの通りです。比較しやすいよう起点の基準価額を1万円に統一しています。「先進国株式+国内債券」は『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』と『<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド』を半分ずつ組み合わせています。
基準価額の推移 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
どちらが優勢かは期間の区切り方によって入れ代わりますが、新興国資産を含む『世界経済インデックスファンド』のほうが上下のぶれ幅が大きいようです。
騰落率の比較は下の表の通りです(2019年3月22日現在)。
2019年3月22日 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
もう少し長期での比較は下の表の通りです。こちらの「先進国株式+国内債券」は『SMT グローバル株式インデックス・オープン』と『SMT 国内債券インデックス・オープン』を半分ずつ組み合わせています。
2019年3月22日現在 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
リターン・リスク特性と年間リターン
野村アセットマネジメント「投信アシスト」より 過去のデータは将来の成績を保証するものではありません |
過去16年弱(2003年3月31日~2019年2月28日)の指数データでは、世界経済インデックスファンドに準拠したポートフォリオより、先進国株式と国内債券を半分ずつという組み合わせのほうがリターン(投資収益率)もリスク(投資収益率のぶれ)も控えめでした。
下の図表は、各ポートフォリオの年間リターンを示しています。
○は年間リターンの平均値 野村アセットマネジメント「投信アシスト」より 過去のデータは将来の成績を保証するものではありません |
2003年3月31日から2019年2月28日までの任意の連続1年間で騰落率のうち最大の騰落率を「最大上昇時」、同じく最小の騰落率を「最大下落時」としています。○は年間リターンの平均値です。
売買手数料、税金等の費用は考慮していません。過去の指数データは将来の運用成績を保証するものではありません。
・どちらが低リスク?「8資産均等型バランス」と「先進国株式+国内債券(インデックス投信を半分ずつ組み合わせ)」
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