外国(先進国)株式インデックスファンドに含まれるリート(不動産投資信託証券)について簡単にまとめてみました。
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外国株式インデックスファンドにリートが含まれてるって本当?
「MSCIコクサイ指数」に連動する先進国株式インデックスファンドである『iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)』の2018年6月末の月報を確認してみます。2018年6月末月報より |
「S&P先進国REIT指数(除く日本)」に連動する『iFree 外国REITインデックス』が311銘柄ですから(2018年6月末月報より)、銘柄数で言えば外国(先進国)株式インデックスファンドにもその約5分の1が含まれていることになりますね。
『iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)』の運用報告書(全体版)PDFを見ると、下記の『iFree 外国REITインデックス』の上位銘柄が含まれているのが確認できます。
2018年6月末月報より |
とはいえ、『iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)』に含まれるリートはわずか2%台ですから、全体に与える影響は限定的でしょうね。
次に外国(先進国)株式インデックスファンドと外国リートインデックスファンドの運用実績を比較してみます。
外国株式と外国リート成績比較
2018年7月13日現在 過去の実績は将来の運用成績を保証するものではありません |
「MSCIコクサイ指数」と「S&P先進国REIT指数(除く日本)」に連動する、より運用期間の長いインデックスファンドを比較しています。
やはり両者の値動きは別物ですね。
まとめ
外国(先進国)株式インデックスファンドにはリート(不動産投資信託証券)も含まれているものの、その比率は2%台とごくわずかです。そのため外国(先進国)株式インデックスファンドと外国リートインデックスファンドの値動きは別物で、一定の分散効果も期待できるものと思われます。
ただし、一般的に株式と債券の中間の性質を持ちミドルリスク・ミドルリターンと言われるリートですが、市場規模が小さいので投資資金の流出入によって値動きが激しくなる場合があります。
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