ドイツで大型トラックがクリスマス市に突っ込む悲惨な事故がありました。テロ攻撃ではないかと疑われているものの背後関係はまだ不明らしいです。トルコでも駐トルコ・ロシア大使が銃撃され、地政学リスクが意識されて円が買われました。ヨーロッパやその周辺国の情勢が不安定だと相対的にアメリカへの投資が魅力的に見えますが……。
年初から毎月積み立てた場合、アメリカの株式に投資する米国株式インデックスファンドと、アメリカだけでなく日本をのぞく先進国の株式に投資する先進国株式インデックスファンドで、通算成績にどれくらい差がついたのか確認してみました。
NISA(少額投資非課税制度)の枠が年間120万円なので毎月10万円ずつ積み立てた(月初の営業日に約定した)と仮定して、2016年12月20日の基準価額をもとに損益を計算しています。
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ファンドの特徴
「i-mizuho米国株式インデックス」は、アメリカ全株式の時価総額のうち8割近くを占める大型株500銘柄を対象としたS&P500指数に連動するインデックスファンドです。「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」は、日本をのぞく先進国の株式を対象にしたMSCIコクサイ・インデックスに連動するインデックスファンドです。MSCIコクサイ・インデックスは2016年5月末現在、北米、欧州、アジア・オセアニア、中東の22か国1,321銘柄で構成されています。
米国株式と先進国株式インデックスファンド成績比較
まとめ
今年の初めから毎月、月初に10万円ずつ積み立てたとしたら2016年12月20日現在、「i-mizuho米国株式インデックス」は、120万円の投資額に対して204,671円の黒字(損益率は約+17.06%)です。「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」の場合は、171,494円の黒字(損益率は約+14.29%)です。
今年はまだ終わっていませんが、1年積み立てた両者の差は、33,177円でした。「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」も良好な成績ですが、それ以上に「i-mizuho米国株式インデックス」のほうが好調だったようです。
先週末の米国の無人潜水機問題といい何が起こるかわからないですね。今は一人勝ちすると思われているアメリカもトランプさんが実際に大統領に就任した時の手腕は未知数ですし、期待先行で上昇しているアメリカの株式市場に異変が起きないことを祈ります。
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